Leonid Kogan (レオニード・コーガン)
ヴァイオリニスト
Leonid Kogan (レオニード・コーガン)。ロシアの男性ヴァイオリニスト。1924年11月24日生まれ。1982年11月17日没。
20世紀を代表するヴァイオリニスト。妻はエミール・ギレリスの妹でヴァイオリニストのエリザベス・ギレリス。息子のパヴェル・コーガンも著名なヴァイオリニスト、指揮者。ウクライナのドニプロペトローウシクで、ウクライナ系のユダヤ人の家庭に生まれる。幼いころよりヴァイオリンの才能を発揮し、モスクワへ移住。著名なヴァイオリン教師であるアブラム・ヤンポルスキーに師事。1934年にヤッシャ・ハイフェッツの演奏を聴いてコーガンは「彼は私の理想のヴァイオリニスト」だと後に語っている。またコーガンが12歳のときに演奏を聴いたジャック・ティボーはコーガンが必ず成功することを予見していた。1943年から1951年にかけてモスクワ音楽院で研鑽を積む。1941年にモスクワ・フィルとブラームスのヴァイオリン協奏曲で共演してデビュー。1951年にエリザベート王妃国際コンクールのヴァイオリン部門で優勝。1952年からはモスクワ音楽院でヴァイオリンを教え始める。旧ソ連で1964年にソ連人民芸術家として表彰され、1965年にはレーニン賞を受賞。エミール・ギレリス、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチとピアノトリオを結成し、ベートーヴェンや、シューマン、チャイコフスキー、サン=サーンス、ブラームスの作品などの録音をリリースしている。ヴィオラ奏者のルドルフ・バルシャイも加わって、フォーレの四重奏曲の録音もリリースしている。ベルグのヴァイオリン協奏曲をソヴィエト連邦で初めて録音したヴァイオリニストでもある。ヴァイオリン協奏曲などでも数多くの録音を残したが、録音の多くはソ連内で行われたため、ソ連外に録音がリリースされることはまれだった。特にフランスの指揮者ピエール・モントゥーとボストン交響楽団と共演したハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲の録音は高い評価を受けている。
"レオニード・コーガン"のおすすめCD、MP3をAmazonで購入
"レオニード・コーガン"のおすすめYoutubeビデオ
Leonid Kogan - Mendelssohn Violin Concerto (1mov.)
Schubert - Fantasy D.934 - Kogan / Alumian
Leonid Kogan - Shostakovich: Violin Concerto No.1 in A minor, Op.99
Leonid Kogan - Sarasate Zigeunerweisen, Op. 20
Beethoven, Violin Concerto - Leonid Kogan
Leonid Kogan - Tchaikovsky: Violin Concerto in D major Op.35, I. Allegro moderato - Moderato assai
Leonid Kogan - Cantabile, Paganini
Wieniawski - Polonaise brilliante (LEONID KOGAN)
Leonid Kogan Documentary
Leonid Kogan plays Khachaturian - Violin Concerto in D minor
コメント
おすすめアーティスト
