Dinara Klinton (ディナラ・クリントン)
ピアニスト
Dinara Klinton (ディナラ・クリントン)。ウクライナの女性ピアニスト。1989年7月6日生まれ。
5歳の時に母国ウクライナのハルキウでピアノを学び始めた。モスクワ中央音楽学校を最優秀の成績で卒業し、ヴァレリー・ピアセツキーに師事した後、モスクワ国立チャイコフスキー音楽院でエリソ・ヴィルサラーゼに師事した。王立音楽院でディーナ・パラキーナの指導のもと、修士号とアーティスト・ディプロマを取得。アメリカのクリーブランド国際ピアノコンクールで第3位、ブラジルのBNDES国際ピアノコンクールで第2位、ポーランドのパデレフスキー国際コンクールで第2位、イタリア・ボルザノのフェルッチョ・ブソーニ国際ピアノコンクールで第2位など多くのコンクールを入賞。ルガーノの「プロジェット・マルタ・アルゲリッチ」フェスティバル、チェルトナム音楽祭、オルドバーグ・プロムス、「ラ・ロック・ダンテロン」など多くの音楽祭に出演し、ロイヤルフェスティバルホール、ウィグモアホール（ロンドン）、ベルリンフィル＆コンツェルトハウス、エルブフィルハーモニー、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、ニューヨーク92Y、クリーブランド・セヴェランスホール、すみだトリフォニーホール、モスクワ音楽院大ホール、チャイコフスキー・コンサートホールなど世界中のトップホールで演奏している。フィルハーモニア管弦楽団、ルツェルン交響楽団、スヴェトラノフ国立管弦楽団、サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー管弦楽団などのオーケストラと共演。王立音楽大学とユーディ・メニューイン・スクールでピアノの教授を務めている。ドイツのレーベルGENUIN classicsからリリースされたアルバム『リスト：超絶技巧の練習曲、S.139』は、BBC Music MagazineのRecording of the Monthに選ばれた。16歳のときアメリカのレーベルDELOSから、フレデリック・ショパン・インスティテュートから発売された現代楽器によるショパン作品全集のデビューアルバム「Music of Chopin and Liszt」をリリースした。
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