Urara Sasaki (ウララ・ササキ)
ピアニスト
Urara Sasaki (ウララ・ササキ)。日本の女性ピアニスト。
父親の仕事の都合で小学生の時にイタリアのパドヴァ市に移り住む。12歳でフェニーチェ劇場にてデビュー。イタリア国営放送RAI、その他テレビ、ラジオ番組等に出演。パドヴァ国立音楽院を首席・名誉賞を得て卒業。ウィーン国立音楽大学ソリストクラスを首席卒業。R.ブッフビンダー、T.ニコライエヴァ、H.メディモレッツに師事。ドイツのバイロイト国際音楽コンクールピアノ部門第1位（総合第2位）及びバイロイト市長賞をはじめ、ロンゴ音楽コンクール、ロベレ・ドーロ国際音楽コンクール、ガルガーノ音楽コンクール、トーレ・オルサイア国際音楽コンクールなどで優勝。ベーゼンドルファー・ピアノ・コンクール（ウィーン）では第2位を受賞、ウィーンでのリサイタルで好評を博した。ミラノ、ローマ、ジェノヴァなどを始めとするイタリア各地、ドイツ、スイス、オーストリア、アメリカ等でリサイタル及びオーケストラと共演。バーゼル・シンフォニーオーケストラとプロコフィエフのピアノコンチェルト第1番を演奏。その他バイロイト・ゲラ交響楽団、ロイヤルチェンバーオーケストラと共演。日本国内では、ベートーヴェン・トリプル協奏曲で札幌交響楽団（指揮：堤俊作）と共演。その他ロイヤルチェンバーオーケストラ、大阪センチュリー交響楽団、静岡交響楽団等と共演、その他新国立劇場にてバレエとピアノ協奏曲の共演など、国内外で演奏活動を活発に行っている。協奏曲やリサイタルなどソリストとして活躍する他、室内楽においては、ピエロ・トーゾとヴェネツィア、ミラノ他イタリア各地でのデュオ・リサイタル、チェリストの林峰男との日本ツアーを行い、日光東照宮にて同氏と共演した。父と妹と結成した「パドヴァ・トリオ」では、ローマ、ジェノヴァでの日伊政府主催コンサートを始め、多くの演奏会及び音楽祭に出演し、その模様はNHK テレビ・ラジオでも放映されている。2005年秋、カメラータ・トウキョウより初ソロCD「バッハ＝ブゾーニ：シャコンヌ＆シュルホフ： ホットミュージック」でレコーディングデビュー。日本アコースティックレコーズよりピアノ教材ギロックCDをリリース。大阪国際音楽アカデミー理事。日本ギロック協会名誉会員。2014年より武蔵野音楽大学、2020年より武蔵野音楽大学附属高等学校非常勤講師を務めている。ピアノ教師のための公開講座やトークコンサートや執筆活動も行っている。現在東京在住。
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