Jamina Gerl (ヤミナ・ガール)
ピアニスト
Jamina Gerl (ヤミナ・ガール)。ドイツの女性ピアニスト。
ドイツのボン生まれ。15歳でケルン音楽大学に入学。ロスヴィータ・ゲディガのもとで器楽演奏の学位を取得した後、ロシア出身のピアニスト兼指揮者エドゥアルド・ジルベルカントに師事し、全額奨学金を得てアメリカのアラスカ大学に留学。ポール・バドゥラ＝スコダ、メナヘム・プレスラー、ジェローム・ローズ、マッシミリアーノ・フェラーティ、ローズ・マリー・ザルトナーなどのマスタークラスを受講。ピアノ演奏の修士号取得後、2012年末までアメリカ・カトリック大学のアシスタントを務め、ニキータ・フィテンコのもとで博士課程を学んだ。イギリス、アメリカ、イタリア、スイス、中国、日本でコンサートを行った。また、ルール・ピアノ・フェスティバル、モーゼル・ムジークフェスティバル、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、バイロイト・イースター・フェスティバル、ボン・ベートーヴェンフェストなどの有名な音楽祭や、ニューヨークのスタインウェイ・ホール、カーネギー・ホール、デュッセルドルフ・トンハレ・ホール、シアトルのイルスリー・ボール・ノードストローム・リサイタル・ホール、名古屋の宗次ホールなどでも演奏している。ルール・ピアノ・フェスティバルでのデビューは、ドイッチュラント・ファンクで「今週のコンサート・ドキュメント」として放送された。ニューヨークでは、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番でのオーケストラ・デビューを果たしている。デビューCD「Wanderer」がラジオで世界中に放送され、ヨーロッパ、アメリカ、カナダの数多くのレビューを通じて国際的な評価を得た。ドイツの作曲家フェルディナント・プホールの世界初録音を収録したCDは、ドイツの音楽賞「Opus Klassik 2020」の「World premiere recording of the year」、「Solo recording」、「Young artist」の3部門にノミネートされた。 2013年国際Shining Starラフマニノフ・コンクール第1位 (アメリカ、ニューヨーク)、2017年アドルフ・クリマ賞(ドイツ、ミュンヘン)など国内外の音楽コンクールで数多くの賞を受賞している。
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