Ulrike-Anima Mathe (ウルリケ=アニマ・マテ)
ヴァイオリニスト
Ulrike-Anima Mathe (ウルリケ=アニマ・マテ)。ドイツの女性ヴァイオリニスト。1964年生まれ。
バーゼルでフランソワーズ・ゾルディに、ニューヨークのジュリアード音楽院でドロシー・ディレイに、デトモルトでティボール・ヴァルガに師事した。ソリストとして、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、シュトゥットガルト室内管弦楽団、ハンガリー放送管弦楽団などの著名なオーケストラと共演。1985年にウィーンで開催されたヨーロッパ・ヴァイオリン・コンクール、1988年にニューヨークで開催されたヤング・コンサート・アーティスト・オーディション、1989年のエリザベート王妃コンクール(第5位)などの国際的な賞を受賞した後は、アリス・タリー・ホール(ニューヨーク)、ケネディ・センター(ワシントン)、フィルハーモニー(ベルリン、ケルン)、モーツァルテウム(ザルツブルク)などのコンサートホールで演奏している。ソリストとしては、シュヴェッツィンゲン、ルツェルン、ザルツブルクなどの多くの音楽祭で活躍している。室内楽奏者としても、マールボロ、ロッケンハウス、プロイセン・コーブ、ヒッツァッカーなどの音楽祭に定期的に参加している。また、現代音楽や歴史的演奏法の研究にも取り組んでいる。ドリアン・レコーディングスでレーガーのソロソナタ作品91の全曲、ダラス交響楽団とコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲、サム・サンダースとクライスラーのアルバムを録音している。1999年にはデトモルト音楽大学のヴァイオリン教授に就任した。
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