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Irina Kulikova (イリナ・クルコヴァ)

ギタリスト

Irina Kulikova (イリナ・クルコヴァ)。ロシアの女性ギタリスト。1982年4月30日生まれ。

ロシア、チェリャビンスク州の州都チェリャビンスク出身。ヴィクトール・コズロフと母（チェロ奏者ヴィネーラ・クリコヴァ）の指導のもと、幼少期から音楽性を身につけ、12歳ですでにガラコンサートやフェスティバルでロシア国内外を旅していた。ザルツブルク・モーツァルテウム大学（オーストリア）、モスクワのグネシンス・アカデミー（ロシア）、マーストリヒト音楽院（オランダ）を優秀な成績で卒業。Marco Tamayo、Carlo Marchione、Simone Fontanelli（現代音楽）、Howard Penny（バロック音楽）、Hans Bruderl（バロックリュート）などの音楽家に師事。2008年には、イタリアのMichele Pittaluga、スペインのGuitarra Alhambra、オーストリアのForum Gitarre Wien、ドイツのIzerlohn International Guitar Competition、オランダのTwents Gitaarfestivalの5つの国際ギターコンクールで1位を獲得したほか、オランダのYoung talent, Culture and Podium prizeを受賞。ヨーロッパ、ロシア、北アメリカ各地でコンサートを行い、ソリストとして、様々なアンサンブルや多くのオーケストラと共演している。世界中の主要なギターフェスティバルや、アムステルダムのコンセルトヘボウ、モスクワのチャイコフスキーホール、サンクトペテルブルクのアカデミックカペラ、ザルツブルクのミラベル城などのホールで演奏している。2007年よりオランダに在住し、教鞭をとっている。2005年、レニャーニ、メルツ、バリオス・マンゴーレ、ソル、モレノ＝トローバ、アグアド、ロドリーゴの作品を収録した初のソロCDを録音。2009年には、ナクソスのローリエイト・シリーズから、ポンセ、タンスマン、ブローウェル、ホセ・マリア・ガヤルド・デル・レイの作品を収録したソロ第2弾CDをリリース。2011年、ナクソスがスペインのアルハンブラ・コンクールの優勝者を対象に展開する「ローリエイト・シリーズ」の第1弾CDの1枚として3枚目のソロCDをリリースした。