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Tomomi Kono (河野智美)

ギタリスト

Tomomi Kono (河野智美)。日本の女性ギタリスト。

東京都出身。日本女子大学人間社会学部現代社会学科卒。クラシカルギターコンクールで優勝のほか、東京国際ギターコンクール、アジア国際ギターコンクールなど、国内外のコンクールで入賞。2011年、韓国でDVD『Recollections』をリリース。韓国、中国でのリサイタルの他、ロシアのウラジオストク国際ギターフェスティバル、タイ国際ギターフェスティバルに出演。2012年、イタリアのトリノ音楽祭でリサイタルを行った。2015年、南米ボリビア・コチャバンバの音楽院で指導を行った。2016年、オーストリアのルスト国際ギターフェスティバル、ロシアのモスクワとエカテリンブルク、スペインのマドリードでのリサイタルを行った。2017年、初のオール・バッハ・アルバム『ザ・バッハ』をリリースし、東京・銀座の王子ホールでのリサイタルを行った。マドリードの歴史あるアテネオホールで人間国宝鶴賀流第11代家元鶴賀若狭掾師匠とその一座、日本舞踊の花柳貴比、八王子車人形「西川古柳座」とのコラボレーション公演を開催。2018年秋にはベトナムのフェスティバル、2019年にはスペインのガンディア国際ギターフェスティバルに招かれた。スペインのホセ・トマス国際ギターコンクールにてユース部門の審査も務めた。2019年、スペイン作品集『The Spain』をリリース。2020年サントリーホールにて東京フィルハーモニー交響楽団、梅田俊明指揮のもと「アランフェス協奏曲」「ある貴紳のための幻想曲」を演奏、秋にライブ盤アルバムとしてリリース。2022年ヴァイオリン礒絵里子とともに「デュオ・パッシオーネ」を結成し、アルバム『グラシア』をリリース。これまでに、横尾幸弘、江間常夫、高田元太郎、福田進一に師事した他、R.ディアンス、E.フェルナンデス、S.テナント、M.E.グスマン、A.ピエルリらの国内外で多くのマスタークラスを受講。バロックギターと古楽を竹内太郎氏に師事。昭和音楽大学、自身の音楽教室で後進の指導にもあたっている。