Nora Chastain (ノラ・チャステイン)

ヴァイオリニスト アメリカ (United States)

Nora Chastain (ノラ・チャステイン)。アメリカの女性ヴァイオリニスト。1961年生まれ。

作曲家ロイ・ハリスの孫娘としてカリフォルニア州バークレーに生まれる。シンシナティ音楽院とジュリアード音楽院でドロシー・ディレイに師事。その後、グシュタード国際メニューイン音楽アカデミーでアルベルト・リッシー、アナ・チュマチェンコ、ユーディ・メニューインに師事。また、サンドル・ヴェーグにも師事。16歳のときベルリンで、バーバーのヴァイオリン協奏曲を演奏してデビュー。以来、サンフランシスコ交響楽団、パリ管弦楽団、シンシナティ・フィルハーモニア、エルサレム交響楽団、バーゼル室内管弦楽団、ハイルブロン管弦楽団、ポルト国立管弦楽団、ライプツィヒMDR交響楽団、フランクフルト・オペラ・オーケストラ、ヘルシンボリ交響楽団、ベルン交響楽団、ペルー国立交響楽団などのオーケストラに定期的に招かれ共演している。これまでにユーディ・メニューイン、セバスチャン・ヴァイグル、ホセ・セレブリエ、マイケル・サンダーリング、デイヴィッド・スターン、マーク・タルデュなどの指揮者と共演。また、ダニエル・シュナイダー、ゲルハルト・サミュエル、スザンナ・エルディング、ゲオルク・ヴェルツァーなど、多くの作曲家から作品の献呈を受けている。室内楽にも熱心で、メニューイン音楽祭ピアノ四重奏団とトリオ・クライスラリアーナの創設メンバーとして活躍。フランクフルト、ハンブルク、ベルリン、ボン、パリ、ミラノ、チューリッヒ、ジュネーブ、エディンバラ、ワシントンDC、ニューヨーク、ボストン、サンフランシスコ、シドニーなどのコンサートホールで演奏し、広範囲に渡ってツアーを行ってきた。室内楽グループは、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、ルートヴィヒスブルク州立音楽院、シュヴェツィンゲン音楽祭、メニューイン音楽祭グシュタードで演奏している。室内楽では、シャロン・カム、デヴィッド・ゲリンガス、パスカル・ドゥヴォワイヨン、ジョシュア・ベル、フォーレピアノ四重奏団、カルミナ四重奏団、メレル四重奏団などと共演している。シャンドス、アルス、クラベス、コッホ・シュワン、ナクソスなどのレーベルから、モーツァルトのソナタ、ベートーヴェンのソナタ全曲、フォーレ、ドビュッシー、オネゲルのソナタ、ピアノトリオとカルテットのための作品、ベートーヴェン協奏曲とバルトーク協奏曲2番、カセラ三重奏曲を録音している。最近録音したペルーの作曲家テオドロ・ヴァルカルセルの「コンシエルト・インディオ」は、グラミー賞にノミネートされた。1985年にパリのメニューインコンクールで入賞したほか、チューリッヒの「Forderpreis der Europaischen Wirtschaft」にソリストとして毎年参加するなど、数々のコンクールで入賞を果たしている。定期的にマスタークラスを開催し、国際コンクールの審査員も務めている。1991年から2020年までドイツ国立音楽大学、1993年から2004年までリューベック音楽大学でヴァイオリン科の教授を務めた。現在ベルリン工科大学ヴァイオリン科教授を務めている。

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