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Valeria Galimova (ヴァレリア・ガリモヴァ)

ギタリスト

Valeria Galimova (ヴァレリア・ガリモヴァ)。ロシアの女性ギタリスト。

幼い頃からギタリストとして才能を発揮。8歳の時にカメンスク・ウラルスキー市の音楽学校で、ドミトリー・ミロヴァノフにクラシックギターを習い始める。17歳のとき、ヴァレリアはモスクワのグネシン・カレッジに入学し、ロマン・ゾルキンやアナスタシア・バルディナに師事した。さらに2019年、アルチョム・デルヴォイドに師事して、グネシンのロシアアカデミーを卒業。2022年7月には、ドイツ・ワイマールのフランツ・リスト音楽大学にて、リカルド・ガレンの指導の下、修士課程を修了した。これまでにロシア大統領賞の1つを受賞し、2014年にはデルフィックゲームズで金メダルを獲得した。また、ロシアと国際的なコンクールで優秀な成績を収めた。 2017年には、ロシアの大手音楽配信会社である「World of Music」と共同で、クラシックギターのビデオスクールをリリースした。2018年、第2回モスクワギター室内楽フェスティバル「黄金のフィンフェグボード」の一環として、ギターと弦楽四重奏のための組曲「ザ・ダンス」を世界初演。同年、モスクワ国立チャイコフスキー音楽院のラフマニノフ・ホールで行われたオーケストラ「レッジェーロ」によるアストル・ピアソラのタンゴ・オペラ「マリア・デ・ブエノスアイレス」の制作に参加した。2020年、世界的に有名なフェスティバル「Guitar Virtuosi」において、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団のチェンバーホールでソロコンサートを行った。室内楽では、アナスタシア・アントノーヴァ（チェンバロ）、キリル・ルシノフ（バヤン）、ヴァレリア・ルパソヴァ（チェロ）、アシア・ガリポワ（バイオリン）、エカテリーナ・ソコルニコワ（コロラトゥーラソプラノ）といった演奏家や、指揮者のジェレミー・ウォーカー（イギリス）、トビアス・ヴェゲラー（オーストリア）と共演している。