Naoko Yoshino (吉野直子)
Naoko Yoshino (吉野直子)。日本の女性ハープ奏者。1967年12月10日生まれ。
父はクレディスイス信託銀行社長だった吉野信次で、父の任地ロンドンで生まれる。6歳よりロサンゼルスにて、スーザン・マクドナルドのもとでハープを学び始めた。1981年に第1回ローマ国際ハープ・コンクール第2位入賞。1985年には第9回イスラエル国際ハープ・コンクールに参加者中最年少の17歳で優勝した。これまでに、ベルリン・フィル、イスラエル・フィル、チューリヒ・トーンハレ管、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、フィルハーモニア管、フィラデルフィア管、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスなどのオーケストラや、アーノンクール、メータ、ブーレーズ、ブロムシュテット、メニューイン、フリューベック・デ・ブルゴス、小澤征爾など、国内外の著名オーケストラや指揮者と共演を重ねている。ニューヨーク、ウィーン、ロンドン、東京など世界の主要都市でリサイタルを数多く行っている。ザルツブルク、ルツェルン、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン、マールボロ、セイジ・オザワ松本フェスティバルなど、世界の主要音楽祭にも度々招かれている。室内楽の交流も幅広く、ヴァイオリンのクレーメル、ヴィオラのV. ハーゲン、今井信子、チェロのC. ハーゲン、フルートのニコレ、ランパル、シュルツ、パユ、ホルンのバボラークなどと共演を重ねている。ハープの新作にも意欲的に取り組み、武満徹「そして、それが風であることを知った」、細川俊夫「ハープ協奏曲」、高橋悠冶「Insomnia」、マヤーニ「ソナタ第2番」などの作品を初演。1987年には初のCD『アラベスク』をリリース。2015年に、フランスのアパルテ (Aparte) からオーヴェルニュ室内管と共演した「ハープ協奏曲集」をリリース。自主レーベルのグラツィオーソ (grazioso) を創設して、5年計画の録音プロジェクトを開始。その第1作「ハープ・リサイタル~その多彩な響きと音楽」を2016年に、第2作「ハープ・リサイタル 2~ソナタ、組曲と変奏曲」を2017年に、第3作「ハープ・リサイタル 3~バッハ・モーツァルト・シューベルト・ブラームス 他」を2018年にリリースし、いずれも非常に高い評価を受けている。1985年アリオン賞、1987年村松賞、1988年芸術祭賞、1989年モービル音楽賞奨励賞、1991年文化庁芸術選奨文部大臣新人賞、エイボン女性芸術賞をそれぞれ受賞している。国際基督教大学で美術史を専攻し卒業。
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ドビュッシー:月の光 / 吉野 直子 1994
JEAN PIERRE RAMPAL plays "HANA" (with Naoko Yoshino, harp, 1995)
Interview with Naoko Yoshino |吉野直子さん インタビュー
セレナーデ 吉野直子
ヘンデル「ハープ協奏曲(カデンツァ:グランジャニー)」小沢征爾/吉野直子/ベルリンフィルハーモニー管弦楽団/20歳の吉野直子の声が聞けます!めちゃ、可愛い声です!
ハーピスト吉野直子 フランス音楽を紡ぐ
芸術劇場より エマニュエル・パユ ゲスト:吉野直子
白鳥(The Swan) /チェロ:藤原真理 ・ハープ:吉野直子
小さな窓の花ごよみ 941 水無月とホオズキ ♪ カノン harp 吉野直子 ♪
Naoko Yoshino / Liszt (arr.: Renié): Des rêves d'amour (Liebestraum) 吉野直子 / リスト (ルニエ編):愛の夢
武満 徹:海へ III / ニコレ, 吉野 直子 1993
ワーグナー/歌劇「タンホイザー」序曲&ヘンデル/ハープ協奏曲変ロ長調(ハープ:吉野直子)◇小澤征爾/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
Naoko Yoshino / Grandjany: The Colorado Trail 吉野直子 / グランジャニー:コロラド・トレイル
Harp 吉野直子 Khachaturyanハチャトウリアン 二つの小品 (1)
Naoko Yoshino / Tournier: Étude de concert "Au matin" 吉野直子 / トゥルニエ:朝に
武満 徹 メモリアルコンサート XVII
Naoko Yoshino / Debussy: Clair de lune 吉野直子 / ドビュッシー:月の光
Naoko Yoshino / Fauré: Une châtelaine en sa tour... 吉野直子 / フォーレ:塔の中の王妃