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Isabelle Moretti (イザベル・モレッティ)

ハープ奏者

Isabelle Moretti (イザベル・モレッティ)。フランスの女性ハープ奏者。1964年5月5日生まれ。

フランスのリヨン出身。リヨン音楽院でジェルメーヌ・ロレンツィーニにハープを学び、1983年にパリ音楽院でプルミエ・プリを取得。同年のミュンヘン国際音楽コンクールのハープ部門で第2位、1986年のジュネーヴ国際音楽コンクールのハープ部門で第3位に入賞。1988年のイスラエル国際ハープ・コンクールで優勝を果たした。ソロのレパートリーは、18世紀の音楽やペダルハープのための最初のソナタから、より複雑な現代の楽譜まで幅広く、リサイタルではミシェール・レヴェルディやフランソワーズ・ショヴォーの作品などを定期的に初演している。室内楽では、フルート奏者のフィリップ・ベルノルド、ヴァイオリニストのジェラール・プーレ、ヴィオラ奏者のジェラール・コーセ、チェリストのアンリ・デマルケット、オーボエ奏者のフランソワ・ルルー、そしてリンゼイ、パリイ、マンフレッド、イザイ、プソフォスの弦楽四重奏団などと定期的に共演している。2006年秋には、パリのシャンゼリゼ劇場でをパリ管弦楽団とフィリップ・エルサンのハープのための協奏曲、リール国立管弦楽団とミシェール・ルヴェルディのハープのための協奏曲を世界初演した。2007年、ジャン＝フランソワ・ザイゲルのテレビ番組『La boite a musique』のエピソード「Les Sons de la nature」で、アルフォンス・ハッセルマンズの「La Source」を演奏した。2015年、カロル・ベッファのConcerto pour harpeのポーランド初演を行った。2001年にロドリーゴのコンチェルト・セレナータでアカデミー・シャルル・クロス賞受賞。2007年に国民勲章シュヴァリエを授与される。パリ音楽院で講師を務めている。