ホーム > ハープ奏者 > Valerie Milot (ヴァレリー・ミロット)

Valerie Milot (ヴァレリー・ミロット)

ハープ奏者

Valerie Milot (ヴァレリー・ミロット)。カナダの女性ハープ奏者。1985年5月13日生まれ。

カナダのケベック州生まれ。トロワ・リヴィエール音楽院でキャロリーヌ・リゾットのもとで学んだ後、審査員の満場一致で「優秀賞」とウィルフレッド・ペルレティエ奨学金を授与され、ニューヨークで国際的に有名なハーピスト、リタ・コスタンツィのもとで研鑽を積んだ。数々のコンクールで優勝し、2008年には約100年ぶりにハープ奏者としてヨーロッパ賞を受賞した。2005年には、アメリカン・ハープ協会全国コンクールで受賞し、カルロス・サルセドの「シンチレーション」の解釈で「サルセド100周年基金」賞を受賞した。また、2007年のOSMスタンダードライフコンクールでは、グレン・ブールの「Tanzmusik」でカナダの現代作品の最優秀解釈賞を受賞。2008年11月、パリ市立芸術劇場の国際ハープコンクールで、同作品により現代作品の最優秀解釈賞を受賞。2008年カナダ音楽コンクールStepping Stoneのファイナリストに選ばれる。2009年1月には、ケベック音楽院が毎年開催している「Opus Awards Discovery of the Year」に満場一致で選出された。同年5月には、トロワ・リヴィエールのGrands Prix Culturels 2009からLouis-Philippe-Poisson Performing Arts Awardを授与された。ソリスト、室内楽奏者として活発な活動を続けている。2008年7月、アムステルダムで開催された世界ハープ会議に参加し、ハープ奏者で同曲の作曲者でもあるカロリーヌ・リゾットと2台のハープのための作品『Raga』を共演した。2009年には、ラノディエール国際音楽祭とラシーヌ音楽祭でリサイタルを開催した。また、ヴィオロン・デュ・ロワやSMCQのソリストとしても活躍し、カナダのJeunesses musicales du Canadaの全国ツアーに参加している。2009-2010年のラジオ・カナダ音楽賞（Revelation Radio-Canada Musique）に選ばれている。2009年10月、初アルバム「Revelation」をリリースし、以後も積極的にレコーディング活動を行い多くのアルバムをリリースしている。