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Emi Ferguson (エミ・ファーガソン)

フルート奏者

Emi Ferguson (エミ・ファーガソン)。アメリカの女性フルート奏者。

2023年度エイブリー・フィッシャー・キャリア・グラント受賞。ソリストとして、またAMOC*、ニューヨーク・ニューミュージック・アンサンブル、ヘンデル・アンド・ハイドン・ソサエティ、マンハッタン・チェンバー・プレイヤーズなどのグループと世界各地のコンサートやフェスティバルに出演。TEDXイベントでの講演や演奏のほか、ディスカバリー・チャンネル、NetflixのVoxの "Explained"シリーズ、AmazonのThe Marvelous Mrsに出演。デビュー・アルバム『Amour Cruel』は、17世紀のフランス宮廷の音楽にインスパイアされたインディー・ポップ歌曲集で、2017年9月にArezzo Musicからリリースされ、クラシック、クラシック・クロスオーバー、ワールド・ミュージックのビルボード・チャートで4週連続1位を獲得した。2019年のアルバム『フライ・ザ・クープ』：バッハのソナタと前奏曲集』は、通奏低音バンドRuckusとのコラボレーションで、iTunesクラシック・チャートで1位、ビルボード・クラシック・チャートで2位を獲得た。ソロ録音に加え、ニュー・フォーカス・レコード、オールド・フォーカス・レコード、カンテルーペミュージック、ナショナル・ソーダスト・トラックス、ブロントサウルス・レコード、Coro、MSRクラシックスの録音にも参加している。WQXRのArtist Propulsion Labの2022年のメンバーで、マックス・ファインとともに、梅毒が作曲家フランツ・シューベルト、ベドリッヒ・スメタナ、スコット・ジョプリンに与えた影響を探るポッドキャスト・シリーズ「This Composer Is Sick」の製作に携わった。以来、WQXRのヤング・アーティスト・ショーケースの5つのエピソードでゲスト・ホストを務め、ポール＆デイジー・ソロス・フェローシップ・フォー・ニュー・アメリカンズやサロン・ド・ヴィルトゥオージ・キャリア助成金の受賞者、現代作曲家の音楽を開拓するアーティスト、過去の音楽を現代に蘇らせる若い音楽家たちを紹介している。新旧の作品に情熱を傾ける室内楽奏者で、マールボロ、ルツェルン、オハイ、シャンプレーン湖、バッハ・ヴィルトゥオージ、ジューン・イン・バッファローの各音楽祭で特集演奏を行っているほか、マイケル・ハーシュ、ロスコー・ミッチェル、エミリー・コー、ガブリエラ・オルティス、ジョルジーナ・デルベスの各作曲家と共演するなど、今日の一流作曲家の作品を数多く初演している。また、フルート奏者、歌手、アレンジャー、作曲家として、さまざまな音楽分野や作曲家を融合させたプログラムを考案している。ラッカスとのテレマンとリゲティの音楽『Microcosms』、ハープ奏者アシュリー・ジャクソンとの『The Enchanted Dawn』、フランクリーミュージックのために開発したフランツ・シューベルト、ウディ・ガスリー、ハリー・T・バーレイ、トーマス・A・ドーシーの音楽をフィーチャーしたプログラム『Pastures of Plenty』などのプロジェクトを企画している。ヘンデル・ハイドン・ソサエティの首席フルート奏者として、また歴史的フルート奏者として、ターフェルムジーク、ヴォイス・オブ・ミュージック、アメリカン・クラシカル・オーケストラ、トリニティ・バロック・オーケストラなどのピリオド・アンサンブルに頻繁に客演している。ジュリアード音楽院の古楽器演奏クラスの第1期生に合格した唯一のフルート奏者であり、フルート演奏の学業成績優秀者（疫学を同時に専攻したため）としてジュリアード音楽院を学部および大学院で卒業した。ポール・アンド・デイジー・ソロス特別研究員として歴史的演奏の修士号を取得した。現在、ジュリアード音楽院、バッハ・ヴィルトゥオージ音楽祭で教鞭をとるほか、バッファロー大学でも教鞭をとっている。日本で生まれ、ロンドンとボストンで育ち、現在はニューヨーク在住。

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