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Silvia Careddu (シルヴィア・カレッドゥ)

フルート奏者

Silvia Careddu (シルヴィア・カレッドゥ)。イタリアの女性フルート奏者。1977年3月5日生まれ。

イタリアのカリアリ生まれ。パリ国立高等音楽院を優秀な成績で卒業。第56回ジュネーブ国際音楽コンクールで優勝と聴衆賞を満場一致で受賞。この受賞を受けて、ロリン・マゼールによってシルヴィアを創設したばかりのフィルハーモニカ・アルトゥーロ・トスカニーニのソロ・フルートに招かれた。その後、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団、ウィーン交響楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のフルート・ソロを務めた。2021年11月より、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席フルート奏者を務める。またフランス国立管弦楽団の首席フルート奏者、マーラー室内管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団、ブダペスト祝祭管弦楽団の客演首席フルート奏者も務めている。2012年、ポツダム・カンマーアカデミーの芸術パートナーに就任。最優秀ドイツ・オーケストラ賞（Echo-Preis 2015）を受賞。アルバン・ベルク・アンサンブル・ウィーンの創設メンバーでもある。ソリストとして、また室内楽のパートナーとして、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン、ザルツブルク音楽祭、カルタヘナ、アルク音楽祭、ビュルゲンシュトック音楽祭、オーストラリア国立音楽アカデミー、ポレンカ音楽祭、サロン音楽祭、モントゼ音楽祭、リヴァ・デル・ガルダ、ヒッツァッカー音楽祭、フラウティッシモ、コルマール音楽祭、シュティリアルテなどの重要な音楽祭に定期的に招かれている。2009年から2022年まで、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学およびバレンボイム＝サイード・アカデミーで教鞭をとった。ノルマル音楽院のフルート科教授に就任。パリの「A.コルトー」のフルート教授に任命され、イタリアでもフィエーゾレ音楽院で教えている。ヨーロッパとアジアで定期的にマスタークラスを開催し、A.ニコレコンクール、M.ラリュー国際コンクール、クラッセル国際コンクール、プラハの春国際音楽コンクールの審査員を務める。