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Lea Desandre (リア・デサンドレ)

オペラ歌手

Lea Desandre (リア・デサンドレ)。フランスの女性オペラ歌手。1993年生まれ。

フランス系イタリア人のメゾソプラノ。20歳のとき、ウィリアム・クリスティのル・ジャルダン・デ・ヴォワ・アカデミーに入学。2017年、Victoires de la Musique Classique AwardsでVocal Disoveryに選出された。ヴェニスでサラ・ミンガルドに師事。2015年以降、ウルバン（Les Huguenots）、ロジーナ（Il barbiere di Siviglia）、アンニオ（La clemenza di Tito）、セスト（Giulio Cesare）、ディド（Dido and Aeneas）、メッサゲラ（L'Orfeo）、カヴァリ『エリスメナ』のフレーダ、マレ『アルシオン』のタイトルロールなどの様々な役で出演。2018年にはパリ・オペラ・コミックで、ラモーの音楽を用いた完全舞台の一人芝居『エト・イン・アルカディア・エゴ』に出演。2018年ウィットサン、マルク・ミンコフスキー指揮のオッフェンバック『ラ・ペリチョール』でザルツブルク音楽祭デビュー、同年夏、クリスティ／ローワーズ指揮のアモーレとヴァレット（『ポッペアの奇跡』）で再演、2019年ウィットサン、カルダーラのオラトリオ『ラ・モルテ・ダベル』と、チェチリア・バルトリとのガラ・コンサート『Farinelli & Friends』で出演した。2019年夏にはマッツォーラ・コスキー指揮の『オルフェ・オ・アンファ』のヴェニュス役、100年祭ではマルウィッツ・ロイ指揮の『コジ・ファン・トゥッテ』のデスピーナ役でデビューを飾った。コンサートやリサイタルでは、ロンドンのウィグモアホール、ウィーン楽友協会、ロサンゼルスのウォルト・ディズニー・コンサートホール、パリのシャンゼリゼ劇場とフィルハーモニーホール、ボルドー国立オペラ、ジュネーブのグラン・テアトル、シドニーオペラハウス、モスクワのチャイコフスキーコンサートホール、上海シンフォニーホールなどに出演してきた。室内楽のリサイタルにも熱心で、ルテニストのトーマス・ダンフォードと彼のジュピター・アンサンブルと定期的に共演している。ジョン・エリオット・ガーディナー、ルイ・ラングレ、ラファエル・ピション、ジョルディ・サヴァル、エマニュエル・ハイエム、エンリケ・マゾーラ、レオナルド・ガルシア・アラルコンら指揮者とも共演している。CDには、ジャン・ロンドーとの『Barricades』、ジュピター・アンサンブルとの『Vivaldi』、サビーヌ・デヴィエーユとの『Handel: Italian Cantatas』、オペラ・フオコとの『Berenice, che fai?』、ティボー・コヴァンとの『Cities』がある。初のソロ・アルバム『Amazones』（Erato）のリリースを記念したコンサート・ツアーでは、ジュピター・アンサンブルとともに、パリ・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィグモアホール、エルブフィルハーモニー・ハンブルク、エクサンプロバンス音楽祭などに出演。また、ザルツブルク・モーツァルトヴォーチェ音楽祭では、「イル・レ・パストーレ」のコンサート公演にタミーリ役で参加している。

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