Nicole Car (二コール・カー)
Nicole Car (二コール・カー)。オーストラリアの女性オペラ歌手。1985年生まれ。
2009年にビクトリア・オペラで『ドン・ジョヴァンニ』のドンナ・アンナを歌ってデビュー。2014年にダラス・オペラで『フィガロの結婚』の伯爵夫人を歌ってアメリカでデビュー。オペラ・オーストラリアでの役柄としては、『椿姫』のタイトル・パート、タイス、ルイザ・ミラー(後者で初のヘルプマン賞受賞)、フィオルディリージ(コジ・ファン・トゥッテ)、タチアナ(オイゲンオネギン)、ミカエラ(カルメン)、ミミ(ラ・ボエーム)、マルグリット(ファウスト)、パミーナ(ツァーバーフレート)、レイラ(パール・フィッシャー)、ドンナ・アンナ、ドナ・エルヴィーラ(ドン・ジョヴァンニ)などがある。また、西オーストラリア・オペラではドンナ・アンナを、ビクトリア・オペラ・メルボルンではノーマのアダルジーザを演じた。2015年にビゼーの『カルメン』でミカエラを歌ってコヴェント・ガーデンにデビュー、その後チャイコフスキーの『オイゲンオネーギン』でタチアナ、2017/18シーズンは新演出の『ラ・ボエーム』でミミ役として出演している。ドイツでは、ベルリン・ドイツ・オペラ(タチアナ、フィオルディリージ、マルグリット、ヴェルディ・ガラ・コンサート)、ドレスデン・ゼンパーオーパー(ミミ、フィオルディリージ)、ミュンヘンのバイエルン州立歌劇場(タチアナ)に出演した。2018年9月に『ラ・ボエーム』のミミ役でニューヨークのメトロポリタン歌劇場にデビュー。2019年にはモントリオール歌劇場で『オイゲンオネーギン』に出演し、カナダ・デビューを果たした。2019年、オーストラリアでシドニー交響楽団と共演したベンジャミン・ブリテンのオペラ『ピーター・グライムズ』のリサイタル版でエレン役を歌った。その間、夫のエティエンヌ・デュプイと共にコンサートも行っている。また2019/2020年シーズンには、再びシドニー・オペラハウスでエティエンヌ・デュプイの『オイゲン』に合わせてタチアナを歌う公演を行った。2020年に『コジ・ファン・トゥッテ』のフィオルディリージ役で再びメトロポリタン歌劇場に戻っている。パリ・オペラ座では、タチアナ、ミミ、ミカエラ、そして2019/2020年シーズンには『ドン・カルロ』のエリザベッタ・ディ・ヴァロワ役で役者デビューを果たしている。また、パリ・オペラ座の新演出で『ドン・ジョヴァンニ』のドンナ・エルヴィーラ役を歌い、多くの国際映画館で放映された。
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2012: Nicole Car, soprano. The first audition.
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29 April 2016 - ABC 7.30 featuring opera singer Nicole Car
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2012: Nicole Car, soprano and Guest Artist. Finals Concert, IFAC Australian Singing Competition.