Gianandrea Noseda (ジャナンドレア・ノセダ)
指揮者
Gianandrea Noseda (ジャナンドレア・ノセダ)。イタリアの男性指揮者。1964年4月23日生まれ。
ミラノでピアノと作曲を学ぶ。27歳で指揮の勉強を始め、ドナート・レンツェッティ、チョン・ミョンフン、ヴァレリー・ゲルギエフに指揮を師事。1994年、カダケス・オーケストラ国際指揮者コンクールで優勝し、同年カダケス・オーケストラの首席指揮者に就任した。1997年、サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場の首席客演指揮者に就任。また、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者、イタリアのストレーザ・エ・デル・ラゴ・マッジョーレ音楽祭の芸術監督を歴任した。2001年、イタリアのストレーザ音楽祭の芸術監督、2007年、トリノ劇場の音楽監督に就任した。2014年12月、トリノ劇場を初の北米ツアーを行った。2001年12月、BBCフィルの首席指揮者に就任。2003年7月、同楽団との契約を2008年まで延長した。2005年にはBBC Radio 3のプロジェクトに参加し、ベートーヴェンの9つの交響曲のマンチェスターでのライブ演奏をダウンロードできるようにしている。2010-2011年のシーズンでBBCフィルの在任を終え、続いて栄誉指揮者の称号を得た。2016-2017年シーズンからロンドン交響楽団の共同首席客演指揮者に任命された。英国以外では、2011年5月からイスラエル交響楽団で首席客演指揮者を務めている。2011年、ナショナル交響楽団（NSO、ワシントンD.C.）で初めて客演指揮を行った。2016年1月、NSOはノセダを2017-2018シーズンから次期音楽監督に任命し、2018年9月、N響はノセダとの契約を2024-2025シーズンまで延長すると発表。2017年5月にチューリヒ歌劇場で、プロコフィエフの《火の鳥》で初めて指揮し、続いてヴェルディ《マクベス》で再登壇して客演している。2018年7月、チューリッヒオペラは、ノセダが2021年より次期Generalmusikdirektorに就任することを発表した。 BBCフィルハーモニー管弦楽団とプロコフィエフ、ダラピッコラ（ダラピッコラのパルティータの世界初録音を含む）、ドヴォルザーク、リスト、カルロヴィッチ、カセラ、ショスタコヴィッチ、ラフマニノフ、レスピーギの作品の録音をチャンドスレーベルで指揮している。イタリアの芸術生活への貢献が認められ、イタリア共和国名誉勲章（Cavaliere Ufficiale al Merito della Repubblica Italiana）を受章。2015年にはミュージカル・アメリカから「コンダクター・オブ・ザ・イヤー」賞を受賞している。
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