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Simon Halsey (サイモン・ホールジー)

指揮者

Simon Halsey (サイモン・ホールジー)。イギリスの男性指揮者。1958年3月8日生まれ。

ロンドン出身。オックスフォードのニュー・カレッジとケンブリッジのキングス・カレッジの合唱団で歌った。ロンドンの王立音楽院で指揮を学んだ。1987年、国際的なオペラ演出家グラハム・ヴィックとともに、バーミンガム市巡回オペラ（2001年よりバーミンガム・オペラ・カンパニー）を設立。また、2004年から2012年まで、ノーザン・シンフォニアの芸術監督兼合唱団「ヨーロピアン・ボイス」の創設者、合唱プログラム担当の首席指揮者を務めている。1995年にバーミンガム市青年合唱団を設立。バーミンガム市交響楽団とは、毎年行われるクリスマス・コンサートの指揮をはじめ、定期的に交流している。1997年から2008年までオランダ放送合唱団（Groot Omroepkoor）の首席指揮者を務めた。 2008年から2014年まで王立ウェールズ音楽演劇大学の合唱指揮科の国際主任を務めた。1983年以来、バーミンガム市交響楽団合唱団の合唱指揮者を務めている。2012年からは、ベルリン・フィル青少年合唱団の芸術監督とBBCプロムス青少年合唱団の監督を務めている。2001年から2015年まで、ベルリン放送合唱団（Rundfunkchor Berlin）の首席指揮者・芸術監督を兼任。2015年5月31日にこの職の最後のコンサートを行った。桂冠指揮者の肩書で同合唱団との関係を続けている。 2012年8月からロンドン交響楽団合唱団の合唱監督を務めている。 2016-2017シーズンからバルセロナにあるパラウ・デ・ラ・ムジカ・カタラナ合唱団の芸術監督とオルフェオ・カタラ合唱団のコーラスマスターを務めている。2012年から2015年にかけてBBCプロムスに参加し、マイケル・ティペット『A Child of Our Time』（2012年）、ラルフ・ヴォーン・ウィリアムズ『A Sea Symphony』、ブリテン『War Requiem』、エルガー『The Dream of Gerontius』の公演に合唱団の準備を担当した。シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭合唱アカデミー芸術顧問（2014年～）、バーミンガム大学教授兼合唱活動ディレクター（2012年～）、王立ウェールズ音楽演劇大学合唱指揮科国際講座などの役職に就いている。ミネソタ管弦楽団とヘンデルの「メサイア」、CBSO合唱団と香港フィルハーモニー管弦楽団とフォーレの「レクイエム」など、多様なプロジェクトを指揮している。ベルリン・フィルとは、ベルリン・フィル教育10周年記念としてブリテンの『ノイエの笛』の公演に取り組んだ。また、デヴィッド・ラング作曲の合唱のための大作『クラウドアウト』の芸術監督を務めている。演出家のピーター・セラーズとは、いくつかのオラトリオでコラボレーションしている。サイモン・ラトル指揮、CBSO合唱団とウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とのベートーヴェンの交響曲第9番のライブ録音など、数多くのレコーディングに携わっている。2006年には、CBSO合唱団の初の完全な合唱録音である「English Choral Favourites」のアルバムで指揮をとった。また、ファーバーミュージックの合唱プログラムシリーズの楽譜のコンサルタントエディターも務めている。

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