Ken Takaseki (高関健)

指揮者 日本 (Japan)

Ken Takaseki (高関健)。日本の男性指揮者。1955年4月21日生まれ。

東京都出身。幼少期にピアノとヴァイオリンを学ぶ。桐朋女子高等学校音楽科を卒業。桐朋学園大学在学中に、齋藤秀雄、秋山和慶、小澤征爾、森正、山本七雄らに師事し、指揮法を学んだ。1978年に桐朋学園大学を卒業した後ベルリン・フィル・オーケストラ・アカデミーに留学し、1979年3月から1985年12月までカラヤンのアシスタントを務めた。1981年のタングルウッド音楽祭ではバーンスタイン、小澤征爾、クルト・マズア、アンドレ・プレヴィン、イーゴリ・マルケヴィチらの指導を受ける。ノルウェーのベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会に出演し、ヨーロッパデビュー。1983年にオスロ・フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会に出演。1985年1月に渡邉暁雄の推薦を受けて、日本フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会を指揮し、日本デビューを果たした。1986年から1990年まで広島交響楽団音楽監督、1993年から2008年まで群馬交響楽団音楽監督、1994年から2000年まで新日本フィルハーモニー交響楽団正指揮者、1997年から2003年まで大阪センチュリー交響楽団常任指揮者、2003年から2012年まで札幌交響楽団正指揮者、2015年、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団常任指揮者などを歴任。日本国内のオーケストラのほか、ウィーン交響楽団、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、クラングフォーラム・ウィーン、ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団 、デンマーク国立放送交響楽団、オーストリア放送交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団など、ヨーロッパの主要なオーケストラと共演。1999年にはプラハ交響楽団、2000年にはケルン放送交響楽団にも客演している。2007年に放送されたNHK大河ドラマ風林火山のテーマ音楽のサントラ録音で、NHK交響楽団を指揮した。

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