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Peter Oundjian (ピーター・ウンジャン)

指揮者

Peter Oundjian (ピーター・ウンジャン)。カナダの男性指揮者。1955年12月21日生まれ。

カナダ系アメリカ人のヴァイオリニスト、指揮者。オンタリオ州トロントにアルメニア人の父とイギリス人の母の間に5人兄弟の末っ子として生まれた。7歳のときからヴァイオリンを学び、Manoug Parikianに師事した。ゴーダミングのチャーターハウス・スクールに通い、ベラ・カトナに師事して研鑽を積んだ。ロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージックに入学。ジュリアード音楽院でイヴァン・ガラミアンとイツァーク・パールマン、ドロシー・ディレイに師事した。ジュリアード音楽院では指揮を副専攻し、後にオーストリアの著名な指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンのマスタークラスを受講した。1980年にチリのヴィニャ・デル・マルで行われた国際ヴァイオリンコンクールで第1位を獲得。東京クヮルテットの第1ヴァイオリン奏者となり、14年間在籍した。反復性ストレス障害のため、楽器演奏のキャリアを中断し、指揮に専念するようになった。1998年から2003年まで、アムステルダム・ニュー・シンフォニエッタ（現アムステルダム・シンフォニエッタ）の芸術監督、カラムーア国際音楽祭の芸術顧問と首席客演指揮者を務めた。また、コロラド交響楽団の首席客演指揮者を3年間務めた。2006年9月、デトロイト交響楽団の首席客演指揮者兼芸術顧問に就任。2004年にはトロント交響楽団（TSO）の音楽監督に就任した。オンジアンの就任以前から同楽団は財政問題を抱えていたが、就任当初から同楽団の状況の改善に貢献した。2017-2018年シーズン終了時にTSOの音楽監督職を辞任し、TSOの名誉指揮者に任命された。1981年以来、イェール音楽院のヴァイオリンの非常勤教授として教えている。 2011年1月、ロイヤル・スコットランド国立オーケストラ(RSNO)から次期音楽監督として、2012-2013シーズンから4年間の初期契約で任命したと発表、2017-2018シーズンの終わりにRSNOの職を終了している。2007年6月、カナダのトロントで開催された第1回ルミナト・フェスティバルで、モンティ・パイソンの映画『ライフ・オブ・ブライアン』を題材にエリック・アイドルとジョン・デュプレズが作曲したオラトリオ『Not the Messiah (He's a Very Naughty Boy) 』を世界初演。2019年1月にコロラド音楽祭がオンジアンを次期音楽監督として任命すると発表し、2022年2月にはコロラド交響楽団で首席指揮者として任命された。

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