Robin Ticciati (ロビン・ティチアーティ)
指揮者
Robin Ticciati (ロビン・ティチアーティ)。イギリスの男性指揮者。1983年4月16日生まれ。
父方の祖父であるニソ・ティチアーティ(Niso Ticciati)は、作曲家、編曲家、チェリスト、鍵盤奏者である。幼少時はヴァイオリン、ピアノ、打楽器を学び、英国ナショナル・ユース・オーケストラのメンバーだった。その後、ケンブリッジ大学クレア・カレッジで音楽を学んだ。室内アンサンブル「Aurora」を結成し、2005年4月に第1回目のコンサートを開催。2005年6月、リッカルド・ムーティの代役としてスカラ座に招かれ、スカラ座の最年少指揮者となる。2006年1月から2009年5月まで、イェーヴル交響楽団の芸術顧問兼首席指揮者を務めた。2007年から2009年までグラインドボーン・オン・ツアーの音楽監督を務めた。 2009年から2018年まで、スコットランド室内管弦楽団(SCO)の首席指揮者を務めた。2014年1月よりグラインドボーン・フェスティバル・オペラの第7代音楽監督に就任。英国以外では、2010年から2013年までバンベルク交響楽団の首席客演指揮者を務めたほか、2014年10月にベルリン・ドイツ交響楽団と初めて客演した。2017-2018年シーズンからベルリン・ドイツ交響楽団の次期首席指揮者に指名され、2027年まで務める予定となっている。録音ではSCOとの共演によるベルリオーズの「夏の夜(Les Nuits d'ete)」、「クレオパトラの死(La mort de Cleopatre)」、「幻想交響曲(La Symphonie Fantastique)」、「キリストの幼時(L'Enfance du Christ)」、「Romeo et Juliette」などがある。2012年にヘリオット・ワット大学から名誉博士号を授与された。2019年に音楽への貢献により、大英帝国勲章（OBE）のオフィサーを授与された。
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