Carl Schuricht (カール・シューリヒト)
指揮者
Carl Schuricht (カール・シューリヒト)。ドイツの男性指揮者。1880年7月3日生まれ。
ドイツ帝国支配下のポーランドのグダニスク(ドイツ語名:ダンツィヒ)生まれ。音楽に囲まれて育ち、6歳からピアノとヴァイオリンを習い始めた。20歳でマインツの歌劇場のコレペティートルを務めた。ベルリンでピアノをエルンスト・ルドルフ、作曲をエンゲルベルト・フンパーディンクに師事し、ライプツィヒでマックス・リーガーに師事した。アルトゥル・ニキシュ、エルンスト・フォン・シューフ、フェリックス・モットル、ハンス・リヒター、カール・ムック、グスタフ・マーラー、フェリックス・ワインガルトナーら20世紀初頭を代表する指揮者たちのリハーサルを見る機会を得て、彼らから大きな影響を受けた。1921年には、ヴィースバーデンの音楽監督として、ドイツで開催された第1回グルタフ・マーラー音楽祭をとりまとめた。1946年のザルツブルク音楽祭を始め、1940年代から、1950年代にかけてスイスのモントルー、ルツェルン、フランスのパリ、オランダなどヨーロッパ各地で指揮活動を行った。1950年から1966年にかけて南ドイツ放送交響楽団の指揮を定期的に行った。
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