Thomas Sanderling (トーマス・ザンデルリング)
Thomas Sanderling (トーマス・ザンデルリング)。ドイツの男性指揮者。1942年10月2日生まれ。
父親は指揮者のクルト・ザンデルリング。異母兄弟の指揮者で、シュテファン・ザンデルリングとミヒャエル・ザンデルリングがいる。ノボシビルスクで生まれ、レニングラード音楽院の特殊学校でヴァイオリンを学んだ。1960年、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学に入学。1962年、全国指揮コンクールで優勝した後、指揮者としてデビューし、ハンス・スワロフスキーに師事。ヘルベルト・フォン・カラヤンとレナード・バーンスタインの助手も務めた。ゾンダースハウゼンとライヘンバッハで指揮者としてのキャリアを始め、1966年にハレ/ザーレの音楽監督に任命された。1978年にウィーン国立歌劇場でデビューし、後にバイエリッシュ国立歌劇場でもデビューした。1978年から1983年までベルリン国立歌劇場で主席客演指揮者を務めた。1983年にドイツ連邦共和国に移住。1984年から1986年まで、アムステルダム国立歌劇場の主席指揮者兼芸術顧問を務めた。ノボシビルスクフィルハーモニー管弦楽団とロシア国立フィルハーモニー管弦楽団の首席客員指揮者を務めた。 1992年、大阪交響楽団の音楽監督に就任。彼は大阪評論家のグランプリを2度受賞。大阪交響楽団より終身音楽監督の称号を授与された。2017年よりノボシビルスク・フィルハーモニー管弦楽団年の主任指揮者および音楽監督に就任した。作曲家のショスタコーヴィチはザンデルリングのモスクワデビューに出席し、その後、交響曲第13番と第14番のドイツでの初演を行うように依頼した。さらにショスタコーヴィチのミケランジェロ組曲とドイツグラモフォンのオーケストラのための歌曲の商業録音を行った。録音では、2010年にハレ管弦楽団を指揮して、ヴァイオリニストの神尾真由子と共演したチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲がリリースされている。
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