Vasily Petrenko (ヴァシリー・ペトレンコ)
指揮者
Vasily Petrenko (ヴァシリー・ペトレンコ)。ロシアの男性指揮者。1976年7月7日生まれ。
旧ソ連のレニングラード生まれ。カペラ少年音楽学校、サンクトペテルブルク音楽院で学んだ。指揮をラヴィル・マルチュノフ、マリス・ヤンソンス、ユーリー・テミルカーノフ、エサ＝ペッカ・サロネン、ジョージ・ベンジャミンに指揮を師事。1994年から1997年にかけてサンクトペテルブルク歌劇・バレエ劇場でレジデント指揮者を務めた。2002年にスペインのカダケス国際オーケストラ指揮コンクールで第1位を受賞。2004年ににロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団で指揮者としてデビューし、2005年より同楽団の首席指揮者に就任。ブラームスや、英国の作品などに加え、ロシアのショスタコーヴィチの作品を指揮して高い評価を得た。ペトレンコが就任してからロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団の財政も改善した。2009年にオスロ・フィルハーモニー管弦楽団を指揮し、2011年に首席指揮者に就任。2015年よりヨーロッパ青少年管弦楽団の首席指揮者も務めている。2016年にはロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の客員指揮者として指揮を行った。録音ではEMIからラフマニノフの交響曲、ナクソスからのショスタコーヴィチの交響曲のリリース、Onyxからのチャイコフスキーの交響曲を始め、ドイツ・グラモフォンからロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団を指揮して、ヴァイオリニストのヒラリー・ハーンと共演したヒグドン、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲をリリースしている。
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