Alexey Stadler (アレクセイ・スタドレル)
チェリスト
Alexey Stadler (アレクセイ・スタドレル)。ロシアの男性チェリスト。1991年6月13日生まれ。
音楽家の家庭に生まれ、4歳でチェロを弾き始めた。アレクセイ・ラズコに師事し、サンクトペテルブルクのリムスキー＝コルサコフ音楽院で教育を続けた。これまでに、デイヴィッド・ゲリンガス、フランズ・ヘルマソン、リン・ハレル、スティーブン・イッサーリス、サー・アンドラーシュ・シフのマスタークラスに参加した。ワイマールのフランツ・リスト音楽院でヴォルフガング・エマニュエル・シュミットに師事し、2020年10月に室内楽の講師に就任した。ハンブルクのTONALiグランプリを受賞。BBCプロムスで、ワシリー・ペトレンコ指揮でショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番を演奏してデビュー。エリム・チャン指揮アルスター管弦楽団、トゥガン・ソヒエフ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団、ウラディーミル・アシュケナージ指揮サンフランシスコ交響楽団、マイケル・サンダーリング指揮、東京都交響楽団などのデビューを果たしている。ロバート・トレビーノ指揮バスク交響楽団との共演、マドリードの国立公会堂でのサンタ・チェチーリア交響楽団との共演、プフォルツハイム西ドイツ管弦楽団とのツアーも行っている。室内楽では、ジャニーヌ・ヤンセン、ヴァディム・レーピン、クリスチャン・テツラフ、イーゴリ・レビット、アリス・サラ・オット、ルカーシュ・フォンドラチェク、エベーヌ・カルテット、シマノフスキ・カルテットなどと共演している。スタヴァンゲル国際室内楽フェスティバル、サンクトペテルブルクのホワイトナイト・フェスティバル、グシュタード・メニューイン音楽祭、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、ハイデルベルク・フリューリング、メクレンブルク・フォアポンメルン音楽祭などの音楽祭に出演している。マリインスキー管弦楽団、BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団、ミュンヘナー交響楽団、アイルランド室内管弦楽団、リガ・シンフォニエッタ、北欧交響楽団、イタリア交響楽団、ロイヤル・リバプールフィルなどのオーケストラと、ドミトリー・キタジェンコ、ロバート・トレヴィーノ、ワレリー・ゲルギエフ、マレク・ヤノフスキといった著名指揮者たちの下で共演を重ねている。2016年、ヴァイオリニストのニコラ・ブルッツォとともに、イタリアを拠点とする室内楽プロジェクト「ラウター」を設立。
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