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Wolfgang Emanuel Schmidt (ウォルフガング・エマヌエル・シュミット)

チェリスト

Wolfgang Emanuel Schmidt (ウォルフガング・エマヌエル・シュミット)。ドイツの男性チェリスト。1971年12月18日生まれ。

ニューヨークのジュリアード音楽院でアルド・パリソに、リューベック音楽大学でダヴィッド・ゲリンガスに師事。ボンのドイツ国内音楽コンクール、ニュージーランドの第1回アダム・チェロ国際コンクール、バイロイトとドイツのマークノイキルヘン国際音楽コンクールで第1位を獲得した。ムスティスラフ・ロストロポーヴィッチが国際審査委員長を務めるパリ・ロストロポーヴィッチ国際コンクールで「パリ市立大賞」を受賞（現代音楽部門も併せて受賞）。また、モスクワのチャイコフスキー国際コンクール、米国のレナード・ローズ国際チェロ・コンクールでも入賞。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ベルリン放送交響楽団、NDRラジオフィルハーモニーオーケストラ、パリ放送交響楽団、シンフォニアヴァルソヴィア、スロヴェニアRTV交響楽団、チェコ放送交響楽団、東京交響楽団、セントポール室内管弦楽団、ヒューストン交響楽団、ボルチモア交響楽団、プラハ・フィルハーモニア（指揮：シャルル・デュトワ、マレク・ヤノフスキ、佐渡裕、ゲルト・アルブレヒト、ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス、イリ・ベローベック、ヴァシリ・シナイスキー、エイヴィンド・グルベルグ・ヤンセン、アンドレイ・ボレーコ、ヒュッフ、マイケル・サンダーリング、ガブリエル・フェルツ、ファブリス・ボロン、マーカス・ポシュネル）などの一流オーケストラとソリストとしてヨーロッパ、ロシア、アジアおよびアメリカ合衆国で共演し、世界的な成功を収めてきた。また、ベルリン・フィル、ミュンヘンのフィルハーモニー・アム・ガスタイク、ヘルクレスザール、フランクフルトのアルテ・オーパー、パリのシャンゼリゼ劇場、シャトレ劇場、ロンドンのウィグモアホール、ニューヨークのカーネギーホール、アリス・タリーホール、ワシントンのケネディセンター、プラハのルドルフインム、東京のサントリーホール、東京文化会館で演奏している。室内楽にも力を入れており、これまでにラン・ラン、クリストフ・エッシェンバッハ、エマニュエル・アックス、ギル・シャハム、ニコライ・ズナイダー、レオニダス・カヴァコス、竹澤恭子、ミリアム・フリード、エドガー・メイヤー、デイヴィッド・シフリンら著名なアーティストと共演している。2000年から2002年までニューヨークのリンカーン・センターの室内楽協会のメンバーであり、イェンス・ペーター・マインツとチェロ・デュオ「チェロ・デュエロ」を結成している。2001年秋、ソニー・クラシカル「フレンチ・インプレッション」からデビューCDをリリース。2004年にはプロコフィエフのチェロ協奏曲全曲、2009年4月にはシューマンとエルガーのチェロ協奏曲を収録したCDをソニー・クラシカルからリリースしている。Capriccioレーベルから、ベルリン放送交響楽団とブロッホの「荒野の声」を録音している。2013年、カール・マリア・フォン・ウェーバーのピアノ四重奏曲の録音で、イザベル・ファウスト、ボリス・ファウスト、アレクサンダー・メルニコフとともに「Preis der Deutschen Schallplattenkritik」とディアパゾンドールを受賞している。

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