Anzel Gerber (アンゼル・ガーバー)
チェリスト
Anzel Gerber (アンゼル・ガーバー)。南アフリカの女性チェリスト。
生まれ故郷の南アフリカで初期訓練を受けた後、スペインでアレクサンドル・フェドルチェンコに3年間師事し、モスクワ国立音楽院でアレクサンドル・クニアゼフに引き続き師事した。その後、ロンドン大学で音楽演奏の博士号を取得し、ロシアの伝説的なチェロ教師、ナターリア・シャホフスカヤに師事した。音楽家としての修行の過程で、ダヴィッド・ゲリンガス、カリーヌ・ジョージアン、ラルフ・キルシュバウム、マキシム・ヴェンゲーロフから指導を受けた。また、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、ナタリア・グートマン、ハインリッヒ・シフ、バーナード・グリーンハウス、ゲイリー・ホフマン、マリア・クリーゲル、チョー・ヨンチャン、フィリップ・ミュラー、ユリウス・ベルガーによるマスタークラスにも参加した。ソリストとしても、ジェラール・コルステン、ギド・アジュモネ・マルサン、篠﨑靖男、レスリーBダンナー、ゴードン・ハント、ロバート・マクシムなど、数多くの指揮者と共演してきた。アメリカ、イギリス、スペイン、フランス、オーストリア、イタリア、南アフリカ、ナミビアで公演を行った。また、著名なピアニストであるベン・シューマンと定期的にデュオとして共演している。2012年にイタリアで開催されたIBLA大賞国際音楽コンクールの総合優勝者として「Baronessa Constanza Arezzo Giampiccolo di Donnafugata IBLA Award」を受賞した。ドビュッシーのチェロとピアノのためのソナタを演奏し、特別賞「ドビュッシー賞」を受賞した。同デュオは2014年5月14日にニューヨークのカーネギーホール（ワイル）にて公演を行った。2008年にロンドン大学ゴールドスミスカレッジで音楽（演奏）の博士号を取得した。博士論文のタイトルは「Critical success factors in cello training」で、ドイツ、ロシア、イギリス、アメリカにおけるチェロ・トレーニングの比較研究である。世界各国で定期的にマスタークラスを開催。2009年には、北京中央音楽院でマスタークラスを開催した。2013年よりイタリアのクレモナで開催される国際音楽アカデミー・コンクールの教授陣と審査員を務めている。2014年から2016年までステレンボッシュ大学でチェロの演奏と方法論を講義し、現在はヨーロッパでさらにキャリアを積んでいる。
"アンゼル・ガーバー"のおすすめYoutubeビデオ
Anzél Gerber & Ben Schoeman - Compilation
N. Paganini Variations on a Theme by Rossini
Shostakovich - Sonata for Cello and Piano, Op. 40 (complete)
Richard Strauss: Cello Sonata in F major Op. 6: Allegro con brio
コメント
おすすめアーティスト
