Harriet Krijgh (ハリエット・クリーフ)
チェリスト
Harriet Krijgh (ハリエット・クリーフ)。オランダの女性チェリスト。1991年生まれ。
5歳よりチェロを始める。2000年、ユトレヒト音楽院の若い才能のクラスに入学し、レニアン・ベンヤミンスに師事。2004年、ウィーンに移り、ウィーン市立音楽芸術大学でリリア・シュルツ＝ベイローヴァとヨンチョ・ベイロフにチェロを師事。2013年9月からは、カザルス奨学金を得て、クロンベルク・アカデミーで「ヤング・ソリスト」としてフランズ・ヘルマソンに師事。並行してウィーンのシュルツ＝バイロヴァのもとで研鑽を積んだ。2008年、プリンセス・クリスティーナ・コンコースで第1位を受賞。また、オーストリアのプリマ・ラ・ムジカ国際コンクール国内決勝大会とウィーンのフィデリオ国際コンクールで優勝、クロアチアの国際コンクール「アントニオ・ヤニグロー・チェロコンクール」で「ニコル・ヤニグロー賞」を受賞した。2012年11月、アムステルダムのチェロ・ビエンナーレで1位と聴衆賞を獲得。2019年、アルテミス・カルテットのチェロ・パートを創設メンバーのエカート・ルンゲから引き継いだ。ウィーンでの定期演奏会やソロ・リサイタルに加え、ハイドン音楽祭アイゼンシュタット、ディアベリの夏、サンクトガーレン、トリゴナーレ、ハーゲンオープンなど室内楽フェスティバルに頻繁に出演している。オランダでは、コンセルトヘボウ・アムステルダム、ロッテルダムのde Doelen、ユトレヒトのMuziekcentrum Vredenburgでリサイタルを行っている。2011年には、アジアでのコンサートツアーを行い、韓国、ベトナムを回った。2012年、ハイドンのチェロ協奏曲を演奏し、ウィーン・コンツェルトハウスでデビュー。
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