ホーム > チェリスト > Justus Grimm (ユストゥス・グリム)

Justus Grimm (ユストゥス・グリム)

チェリスト

Justus Grimm (ユストゥス・グリム)。ドイツの男性チェリスト。1970年生まれ。

5歳よりチェロのレッスンを父から受け、その後ストックホルムとケルンでウルリッヒ・フォス、クラウス・カンギーサー、後にフランス・ヘルメルソンに師事した。ピアニストのフローリアン・ヴィークと共演し、バルセロナのマリア・カナルス音楽コンクールで優勝したほか、ドイツ音楽評議会の賞も受賞している。ヨーロッパ各地でソロや室内楽の演奏活動を行っている。1993年、ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団と共演したマティアス・ピンチャーのチェロ・コンサート「ナルチーゾのメタモルフォシ」の初演を皮切りに、イギリス室内管、ロンドン室内管、ロイヤル・ワロニー管、モニー管、ボン・クラシック・フィル、フランクフルト州立管など多くのオーケストラと共演しソロ演奏を行っている。ベルリン・フィル、ハンブルク音楽ホール、ケルン・フィル、パリ・シャトレ劇場、ミュンヘン・ヘラクレス・ホール、リスボン文化センターなど、世界有数のコンサートホールに招かれ、演奏活動を行っている。室内楽では、アブデル・ラマン・エル・バシャ、ダニエル・ブルメンタール、ジェラール・コーセー、オーギュスタン・デュメイ、ステファン・コヴァチェヴィッチ、カティア＆マリエル・ラベック、アントニオ・パッパーノ、大野和士といった著名なアーティストと共演している。ルートヴィヒスブルク音楽祭、ヴェアンデレン音楽祭、リスボンのディアス・ダ・ムジカ、フロリレージョ・サラマンカ音楽祭、ブリュッセルのクララ音楽祭、レゾナンス音楽祭などの主要音楽祭に招聘され、2010年からは「モンテプルチャーノ国際芸術祭」のレジデンス・アーティストを務めている。ヨーロッパの多くのラジオ局によるライブ録音のほか、すでに多数のCDを録音している。フィリップ・ゴーベールの作品を収録したトリオ・ヴィーク（クリスティーナ・ファスベンダー、ユストゥス・グリム、フローリアン・ヴィーク）のCDは、フランスの雑誌「ディアペゾン」で高い評価を得ている。2012年にはジョルジュ・エネスクの初期の作品による録音が国際的なプレスから高い評価を受け、その直後にセザール・フランクの室内楽作品の完全録音が行われ、ベルギーのプレスから2012年のベストCDとしてプリ・セシリアを授与された。2008年からはマリブラン弦楽四重奏団の創立メンバーとして活躍している。ブリュッセル王立エリザベート教会（2002-2003年）、ナミュール超音楽院（2003-2008年）を経て、2008年よりアントワープ王立音楽院のチェロ科教授に就任、2013年より芸術監督を兼任している。

Justus Grimm (ユストゥス・グリム)

"ユストゥス・グリム"のおすすめCD、MP3をAmazonで購入

"ユストゥス・グリム"のおすすめYoutubeビデオ

コメント

おすすめアーティスト

チェリスト