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Leonard Elschenbroich (レオナルド・エルシェンブロイヒ)

チェリスト

Leonard Elschenbroich (レオナルド・エルシェンブロイヒ)。ドイツの男性チェリスト。1985年生まれ。

フランクフルト出身。10歳の時に奨学金を得てロンドンのユーディ・メニューイン・スクールで学んだ。その後、ケルン音楽アカデミーでフランズ・ヘルマソンに師事。ドレスデン・シュターツカペレとのヨーロッパツアーでウィーン楽友協会デビュー、シカゴ交響楽団と米国デビュー、東京のサントリーホールでアジアデビュー、BBCプロムスのためにロイヤル・アルバート・ホールに出演している。現代音楽の演奏にも力を入れており、マーク＝アンソニー・ターネージ、ルカ・ロンバルディ、アーレン・シエラ、スザンヌ・ファリンなどの作曲家に新作を委嘱している。ブリッジウォーターホールでは、マーク・シンプソンの初のチェロ協奏曲をBBCフィルハーモニー管弦楽団と世界初演し、BBCプロムスではブライアン・エリアスの初のチェロ協奏曲を演奏した。2012年にはボリビア・フィルハーモニカ管弦楽団を共同設立し、同国の歴史上初めてマーラー交響曲を演奏するオーケストラとなった。定期的にボリビアに戻り、教育プロジェクトを主導し、オーケストラを発展させている。ロンドンで指揮者デビューも果たしている。これまでに、セミョーン・ビチコフ、クリストフ・エッシェンバッハ、サー・マーク・エルダー、シャルル・デュトワ、マンフレート・ホーネック、キリル・カラビッツ、ドミトリ・キタジェンコ、アンドリュー・リットン、フアンホ・メナ、ヤン＝パスカル・トルトリエ、ワシリー・シナジキ、エド・デ・ワルトら著名指揮者たちと共演している。ソリストとして、ロンドン・フィルハーモニック、ロイヤル・フィルハーモニック、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル・オーケストラ、BBCフィルハーモニック、BBCシンフォニー、ロイヤル・リバプール・フィハーモニック、ハレ、ボーンマスシンフォニー、ケルンWDRシンフォニーオーケストラ、ベルリンコンツェルトハウスオーケストラ、ドレスデン国立管、スウェーデン放送響、ウィーントンキュンストラー管、バーゼル響、スタヴァンゲル響、サンクトペテルブルク・フィル、オランダ・フィル、レジデンティー管、名古屋フィル、日本フィル、ニュージーランド響、タスマニア響、ワシントン・ナショナル響、パシフィック響、ミネソタ管、シカゴ響などと共演している。オニキス・クラシックスから、ラフマニノフからシュニトケまでの20世紀ロシアのレパートリーに焦点を当てたアルバムをリリース。2016年には、サン＝サーンスからデュティユーまでのフランス音楽の1世紀を描いた『Siecle』をリリース（BBCスコットランド交響楽団と録音）し、『グラモフォン』のエディターズ・チョイスを受賞している。アレクセイ・グリニュクとの10年にわたる世界的な共演を経て、オニキス・クラシックからベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集の録音をリリースした。このアルバムは、『グラモフォン』誌のエディターズ・チョイス、BBCミュージック・マガジンのアルバム・オブ・ザ・マンスなど、幅広い評価を受けた。レナード・バーンスタイン賞、Forderpreis Deutschlandfunk、ボレッティ・ブイトーニ・トラスト賞など数多くの賞を受賞。2012年にはBBC Radio 3 New Generation Artistに選ばれ、2014-2015年シーズンはDeutschlandfunkのアーティスト・イン・レジデンス、2013-2016年はフィルハーモニー協会ブレーメンのアーティスト・イン・レジデンスに就任した。

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