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Nicolas Altstaedt (ニコラス・アルステット)

チェリスト

Nicolas Altstaedt (ニコラス・アルステット)。ドイツの男性チェリスト。1982年生まれ。

ドイツ、ハイデルベルク生まれ。ソリスト、指揮者、芸術監督として、古楽から現代までの幅広いレパートリーを演奏している。2010年にクレディ・スイス・ヤング・アーティスト賞を受賞し、ルツェルン音楽祭でグスターボ・ドゥダメル指揮ウィーン・フィルとシューマン協奏曲を演奏しデビューした。以来、トンハレ管弦楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、チャイコフスキー交響楽団、東京都交響楽団、BBC交響楽団、メルボルン・ニュージーランド交響楽団、フィンランド放送交響楽団などのオーケストラと世界各地で共演し、指揮者サー・ノリントン、エサ・ペッカ・サロネンとともに演奏している。サー・ネヴィル・マリナー、クリストフ・エッシェンバッハ、クシシュトフ・ウルバンスキ、ラハブ・シャニ、ウラディーミル・アシュケナージ、ロビン・ティチャーティ、ユライ・ヴァルクーハ、トーマス・ダウゴー、サー・アンドリュー・デイヴィス、アンドリュー・マンゼ、ウラディーミル・フェドシェイフ、アンドレイ・ボレイコ、ファビアン・ガベル、エマヌエル・クリバイン、ドミトリ・スロボデニウク、トーマス・ヘンゲルブロック、レイフ・セーゲルスタム、ジョバンニ・アントニーニ、レネ・ヤコブスとアンドレア・マルコンなど多くの著名な指揮者と共演している。最近では、デトロイト交響楽団とヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団との協奏曲デビュー、BOZARブリュッセル、カーネギーホール、パリのシャンゼリゼ劇場、トロントのケルナーホールでのリサイタルデビュー、オーストラリアでのツアーがある。2018/19年にはNDR Elbphilarmonieのアーティスト・イン・レジデンスとして、クシシュトフ・ウルバンスキ、ハンヌ・リントゥクリストフ・エッシェンバッハとツアーで共演した。その他、ベルリンDSO、フランス国立管弦楽団、ロッテルダム・フィル、BBC交響楽団、フィンランド放送交響楽団、読売日本交響楽団（サントリーホール）、イル・ジャルディーノ・アルモニコ、SWRオーケストラとテオドール・カレントジスによるヨーロッパの主要都市でのツアーを行った。指揮者としては、SWRシュトゥットガルト、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、チューリッヒおよびスコットランド室内管弦楽団、ローザンヌ室内管弦楽団に出演。室内楽奏者としては、イリヤ・グリンゴルツ、ヴィルデ・フラン、ペッカ・クーシスト、アレクサンダー・ロンキシュ、アントワーヌ・タメスティ、ローレンス・パワー、ジョナサン・コーエン、バルナバス・ケレメン、エベネ四重奏団などと共演し、ザルツブルク音楽祭、ヴェルビエ、ユトレヒト、スタバンゲル、プラハの春フェスティバル、プロムス、グスタード、ブレーメン音楽祭、ラインガウ、シュレースヴィヒ・ホルスタインで定期的に公演を行っている。2012年にはギドン・クレーメルの後任としてロッケンハウス室内楽フェスティバルの芸術監督に抜擢され、2014年にはフィッシャーからハイドンフィルの芸術監督を依頼され、ウィーン・コンツェルトハウス、エステルハージ音楽祭に定期的に出演。アルカンジェロ・コーエン、ジョナサン・コーエンとハイペリオンに録音したCPEバッハの協奏曲でBBCミュージック・マガジン協奏曲賞2017を受賞。またファジル・サイとのリサイタル・プログラム「フォー・シティーズ」はワーナー・クラシックスからリリースされ、エディソン・クラシック2017を受賞した。2009年に「ボレッティ・ブイトーニ・トラスト・フェローシップ」を受賞。BBC New Generation Artist 2010-2012に選出。Musikpreis der Stadt Duisburg 2018を受賞。

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