Rachel Mercer (レイチェル・マーサー)
チェリスト
Rachel Mercer (レイチェル・マーサー)。カナダの女性チェリスト。1989年3月28日生まれ。
エドモントン出身。3歳でダイアナ・ナットールに師事し、チェロを始める。12歳でバンクーバー・アカデミー室内管弦楽団と共演し、ソロ・デビューを果たした。オンタリオ州に移住後、王立音楽院に入学し、スーザン・ギャニオンとデイヴィッド・ヘザリントンに師事した。トロント大学でショーナ・ロルストンのもとで学士号を、ニューイングランド音楽院でローレンス・レッサーのもとで優等で修士号を、アムステルダム音楽院でドミトリ・フェシュトマンのもとでソロディプロマを取得した。オーフォード、バンフ、オランダ・ミュージック・セッション、ラヴィニア、プルシア・コーブ、スコシアフェスト、プロカルテット、ジュリアード・カルテット・セミナー、ヴェルビエ・アカデミーでボリス・ペルガメンシコウ、フランズ・ヘルマソン、リン・ハレル、ヤーノス・シュタルケル、アルド・パリソ、グレガー・ホーシュ、ハロ・ルイセナース、ヴァレンティン・ベルリンスキー、ヴァレンティン・アーベン、ヘンリー・メイヤーとワルター・レヴィンのマスタークラスを受講した。2002年から2010年までアヴィヴ弦楽四重奏団のメンバーとして、ルーヴル美術館オーディトリアム、チューリッヒ・トーンハレ、ウィグモアホール、サンフランシスコのハーブスト劇場、ワシントンDCの議会図書館、ケープタウンのバクスターホール、トロントのセントローレンスセンターなどのホールや、モンペリエ、エクサンプロヴァンス、ロックンハウス、ダヴォス、コルマール、オスロ、オタワなどの音楽祭で演奏している。ナクソスとダリア・クラシックからCDをリリースし、2007年のヴェルビエ音楽祭では、結成10周年を記念してショスタコーヴィチ全曲を演奏した。ヨルグ・ヴィドマン、ボリス・バーマン、ピエール＝ローラン・アイマール、ジェームズ・トッコ、ボリス・ペトルシャンスキー、エリッソ・ヴィルサラーゼ、アントン・ドレスラーらとのコラボレーションも行っている。また、米国、イスラエル、南アフリカ、カナダでマスタークラス、指導、アウトリーチ公演を行い、トロント大学での公演も行っている。
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