Isang Enders (イサン・エンダース)
チェリスト
Isang Enders (イサン・エンダース)。ドイツの男性チェリスト。1988年2月2日生まれ。
フランクフルトで、ドイツ系韓国人音楽家の家庭に生まれた。12歳のときにマイケル・サンダーリングに師事した。その後、グスタフ・リヴィニウス、トルルス・モルクに師事し、とりわけアメリカのチェリスト、リン・ハレルの指導に影響を受けてきた。20歳のとき、ドレスデン・シュターツカペレの首席チェロ奏者に任命され、ドイツ最年少のセクションリーダーとなった。ドレスデン・シュターツカペレに在籍していた4年間に、トビアス・ニーダーシュラグとともにゴーリッシュ・ショスタコーヴィチ・フェスティバルを共同で設立した。最近では、フィルハーモニア管弦楽団にデビューしたほか、シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団やスタバンガー交響楽団との共演、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団やソウル・フィルハーモニー管弦楽団との定期的な共演を果たしている。チョン・ミョンフン、クリストフ・エッシェンバッハ、パブロ・ヘラス＝カサド、エリアフ・インバル、ズービン・メータ、ワシリー・ペトレンコといった著名な指揮者と共演している。ウンスク・チンのチェロ協奏曲をスタバンガーとパリで演奏し、デュティユーのチェロ協奏曲の韓国デビューとショスタコーヴィチのチェロ協奏曲をソウル・フィルハーモニー管弦楽団と共演した。室内楽にも力を入れており、これまでにツアーで共演したピアニストのイーゴル・レヴィットをはじめ、キット・アームストロング、キム・スンウクなどと共演している。ハイデルブルガー・フルーリングやラインガウ・ムジークフェスティバルでは定期的にリサイタルを行っている。ベルリン・クラシックスでのバッハのチェロ組曲の初期の録音で、高く評価されている。シトコヴェツキー・ピアノ・トリオ（ヴァイオリニスト：アレクサンダー・シトコヴェツキー、ピアニスト：ウー・チェン）のメンバーとしても活躍している。
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