Siegfried Palm (ジークフリート・パルム)
Siegfried Palm (ジークフリート・パルム)。ドイツの男性チェリスト。1927年4月25日生まれ。
現代音楽の解釈で世界的に知られ、チェリストのグレゴール・ピアティゴルスキーやムスティスラフ・ロストロポーヴィチに匹敵するほど、同世紀の音楽に多大な影響を与え、チェロを現代音楽において最も重要なソロ楽器のひとつに発展させた。カーゲル、リゲティ、クセナキス、ペンデレツキ、ツィンマーマンなど、20世紀の多くの作曲家が彼のために曲を書いている。ドイツのバルメン(現ヴッパータール)生まれ。8歳の時に父親からチェロを習い始め、その後ザルツブルクとルツェルンのマスタークラスでエンリコ・マイナルディに師事した。1945年からリューベックで、1947年からハンブルクのNDR交響楽団でハンス・シュミット・イッセルシュテット指揮で、ケルンのWDR交響楽団で1962年から1968年まで首席チェリストとして活躍した。多くのチェロ協奏曲や現代室内楽曲を初演しており、1951年から1962年までハマーン・クァルテットのメンバーを務めた。1962年から1983年までピアニストのアロイス・コンタルスキーとデュオを組み、1967年からはガスパール・カサドーの代わりにピアノトリオ、ロスタル/シュレッター/パルムのメンバーとして活躍した。1962年にはケルン音楽大学(当時は国立音楽大学)のチェロのマスタークラスの講師となり、1972年から1976年まで同学院の学長を務めた。1976年から1981年までベルリン・ドイツ・オペラの館長を務めたほか 1982年から1988年まで国際現代音楽協会(ISCM)会長、1988年から2000年までドイツ・フランツ・クルトゥラート会長を務めた。バーデンバーデンのカール・フレッシュ・アカデミー、カナダのバンフ芸術センター、ストックホルム王立音楽院(1966年)、ダートマス大学(1969年)、マールボロ大学(1970年から1990年の間に数回)、ヘルシンキのシベリウス・アカデミー(1971年)、ロサンゼルス(1983年)など世界各地でマスタークラスやワークショップを行った。また国際コンクールの審査員も務めた。
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