Eru Matsumoto (松本エル)
チェリスト
Eru Matsumoto (松本エル)。日本の女性チェリスト。1991年3月30日生まれ。
札幌市出身。アメリカで育った。国際高IQ協会のメンバー。16歳でニューヨークのジュリアード音楽院に入学、伝説のパブロ・カザルスの弟子でチェロ教育学の第一人者として広く知られている故デヴィッド・ソイヤーの指導を受ける。また、アンドリュー・シュルマンやイェフダ・ハナニにも師事した。ロンドンのロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、ホノルルのハワイ交響楽団、上海の上海交響楽団、デュッセルドルフ交響楽団、ニューヨークシティバレエ団など、世界中の著名な交響楽団と共演している。また、エイヴリー・フィッシャー・ホール、リンカーン・センター、カーネギーホール、ウォルト・ディズニー・コンサートホール、ウェンブリー・アリーナ、デュッセルドルフ市の三菱電機ハレ、ニール・S・ブレイズデルセンター、アドリアン・アーシュトセンター、上海シンフォニーホールなどの有名な場所で定期的にゲストソリストとして演奏している。アデル、デミ・ロヴァートとのコラボレーションでグラミー賞にノミネートされている。また、ロンドンでのTEDx講演、ローレンス大学での基調講演、ハーバード大学での講演なども行っている。また、カーネギーホールで開催された国連主催の「持続可能な地球のための音楽祭」にソリストとして出演し、世界の気候問題に対する認識を高めることに貢献や、外国友好大使として上海交響楽団にゲストソリストとして出演し、中国の作曲家Peng-Peng Gongの歴史的な「若返り交響曲（100分間の交響曲）」を初演するなど慈善活動にも積極的に関わっている。シアトルで開催されたDOTA 2のグランドファイナルでは、5万人の観客と100万人以上のストリーミング視聴者の前で演奏し、CBSのThe Late Show with Stephen Colbertではスクリレックスとチャンス・ザ・ラッパーと共に出演、アニメエキスポでは2年連続で伝説のロックバンドKISSと共にゲストオブオナーとして招待された。また、ポーランドのワルシャワで撮影されたショパンのドキュメンタリー番組の共同司会を務め、ワジェンキ宮殿でショパンのチェロ・ソナタを演奏した。Nathan PachecoやDavid Archuletaのガラコンサートでスターチェリストとして演奏し、ソニーの人気ゲーム「Everquest」などのサウンドトラックにも多数参加している。シンフォニック・ロック・バンドCritical Hitのメンバーでもあり、米国とヨーロッパをツアーしている。2022年に開催された第64回グラミー賞で、「最優秀クラシック・ソロ・ヴォーカル・アルバム」賞を受賞。
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