Kajana Packo (カヤナ・パッコ)
Kajana Packo (カヤナ・パッコ)。クロアチアの女性チェリスト。1985年生まれ。
クロアチアのスプリット出身。ザグレブのヴァルター・デシュパルイとベルリンのトロエルス・スヴァーネに師事。クロンベルク・アカデミーやパブロ・カザルス・フェスティバルの参加者として、ダーヴィド・ゲリンガス、ゲイリー・ホフマン、アンナー・ビルスマらの音楽家と共演した。また、メナヘム・プレスラー、タベア・ツィンマーマン、ウルフ・ヴァリン、ハーゲン・カルテット、アルテミス・カルテットのメンバーとの室内楽レッスンを受けた。ベルリンのコンツェルトハウスやフィルハーモニーなどヨーロッパの主要な会場で演奏する一方、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学やザルツブルクのモーツァルテウム大学で、クレメンス・ハーゲンやフラン・ヘルマソンなど世界で最も尊敬されるチェリストたちのクラスで上級クラスを修了している。クロアチア放送交響楽団、ベルリン・カペラ・アカデミカ、ドブロヴニク交響楽団、ザグレブ・ソロイスツ・アンサンブル等とソリストとして共演する。 ? ゴリツィアのアルペ・アドリア国際コンクール、第39回ダルコ・ルキッチ国際コンクール、国内コンクールなどで優勝している。若手クラシック音楽家のためのユーロビジョン・コンクールではクロアチア代表としてルツェルンで開催されたヨーロッパ・コンクールに出場した。チャイコフスキーのロココ調変奏曲の演奏により、ザグレブ大学レクター賞を受賞。 2015年、ギター奏者ペトリット・チェクとのクロアチアでの演奏により、「Judita」音楽賞を受賞した。トリオ・コルンゴルトのメンバーとして、2013年にボリス・ペルガメンシコウ賞(室内楽部門)を受賞している。室内楽奏者として、「Musique en Cote Basque」、「Art Masters Saint-Moritz」、「Salzburger Kammermusik Festival」、「Homburger Kammermusiktage」、「Next Generation Bad Ragaz」や「Dubrovnik Summer Festival」などのフェスティバルでコンサートを行っている。2021年よりクララ・ハスキル・ピアノトリオのメンバーとして活躍。若手から著名な作曲家まで幅広くコラボレーションを行い、Bach+プロジェクトではTomislav OliverとFrano Durovicにチェロ・ソロのための曲を委嘱している。2014年、プーランク、グリーグ、パパンドプロの作品を収録したピアニスト、ダニエール・デトニとのデビューCD「ヨーロッパを巡る旅」をクロアチア・レコードよりリリース。2017年には、クロアチア・レコードからの2枚目のCD「BACH+」、2018年4月にダニエール・デトーニと共演し、ベルギーのレーベルLe Chant de Linosからシューマン、ブラームス、ドホナーニ、マチェックの作品を収録した3枚目のCDをリリースした。2015年からライプツィヒのフェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ音楽演劇大学で教えている。ザグレブのクロアチア音楽研究所の制作による国際クラシック音楽祭ZAGREBplusの芸術監督を務めている。
"カヤナ・パッコ"のおすすめCD、MP3をAmazonで購入
"カヤナ・パッコ"のおすすめYoutubeビデオ
W.A.Mozart Klavierquartett gmoll 2.Satz Victoria Bragin
Trio Korngold plays Ravel Piano Trio in a minor: ll. Pantoum
B. Papandopulo: Rapsodia Concertante - Kajana Packo & Danijel Detoni
Trio Korngold plays Ravel Piano Trio in a minor: I. Modéré
Trio Korngold plays Ravel Piano Trio in a minor: IV. Final
Trio Korngold plays Ravel Piano Trio in a minor: III. Passacaille
Kajana Packo - H. Dutilleux "3 Strophes sur le nom de SACHER"
F. Poulenc: Cello Sonata, II. Cavatine - Kajana Packo & Danijel Detoni