Marina Tarasova (マリーナ・タラソヴァ)
Marina Tarasova (マリーナ・タラソヴァ)。ロシアの女性チェリスト。1960年生まれ。
モスクワ出身。父親は有名な催眠療法士のアレクサンドル・ドブジェンコ。母のリディア・タラソワはコントラバス奏者。6歳よりチェロを始め、モスクワ・グネーシン音楽学校でアレクサンドル・フェドルチェンコに、モスクワ国立音楽院でナターリア・シャホフスカヤに師事。プラハ、フィレンツェ、パリの国際コンクールで優勝。1975年プラハ国際コンクール、1979年フィレンツェ国際コンクールにて第1位。1985年、パリ国際コンクールでグランプリを受賞。ロシア連邦の名誉芸術家の選出された。17世紀から20世紀までをカバーする幅広いレパートリーを持ち、特にロシアとソ連の作曲家、ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、アルフレッド・シュニトケ、チャイコフスキーの作品の演奏で高い評価を受けている。モスクワ国立フィルハーモニー協会をはじめとする旧ソ連邦の交響楽団をはじめ、ドイツ、ハンガリー、ポーランド、チェコスロバキア、ポルトガル、フィンランド、チュニジアなどで、ミハイル・プレトニョフ、マリス・ヤンソンス、ゲンナジー・ロジデストヴェンスキー、クルト・マスア、エドワード・グラハ、ユーリ・バシュメットらの指揮でコンサート活動を行ってきた。モスクワ国立フィルハーモニー管弦楽団のソリストとして、多くの国々で演奏している。CDやレコードは、Alto、Olympia、Nothern Flowers、Musical Concepts、Regis、Russian Disc、Melodiyaなどのレーベルからリリースされている。カール・ダヴィドフ(ロシア・チェロ・スクールの創始者)のチェロ作品を初めて全曲録音するプロジェクトに取り組んだ。近年は、ニコライ・ミャスコフスキーの3つのチェロ作品を録音している他、ロシアの作曲家以外の作品にも精力的に取り組んでいる。
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