Maki Namekawa (滑川真希)

ピアニスト 日本 (Japan)

Maki Namekawa (滑川真希)。日本の女性ピアニスト。

1988年、国立音楽大学附属音楽高等学校卒業。武井恵美子、小畠康史に師事。1992年、国立音楽大学器楽学科ピアノ卒業。池澤幹男、アンリエット・ピュイグ・ロジェに師事した他、クラウス・ヘルヴィッツヒ(ベルリン国立音楽大学)にも学んだ。1994年3月国立音楽大学大学院器楽ピアノ専攻を首席で修了。レオニード・クロイツァー記念賞受賞。1995年、カールスルーエ音楽大学でヴェルナー・ゲヌイット、カヤ・ハンに師事し、ソリストとして特別優秀な成績でディプロムを取得。その後、古典・ロマン派のレパートリーをエディット・ピヒト=アクセンフェルド、現代音楽をケルン音楽大学でピエール=ローラン・エマール、ギョルグ・クルターク、ステファン・リトウィン、フローラン・ボファールに師事した。1997年11月にカールスルーエ音楽大学のピアノ科講師に就任。1998年4月、スペイン・バルセロナでの「第44回マリア・カナルス国際コンクール」にてディプロマ賞受賞。南ドイツラジオ放送局主催「新進演奏家オーディション」に合格、ラジオ放送される。1998年9月にハンガリー出身でドイツ在住の打楽器演奏者ラスロー・フダチェック氏とデュオ結成。ニューヨークのカーネギーホールやリンカーンセンター、ウィーンの楽友協会、ロンドンのバービカンセンターやカドガンホール、パリのシテ・ド・ラ・ミュージック、フィルハーモニー、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ブルッセルのBOZAR、サントリーホール、すみだトリフォニーホール、ザルツブルク音楽祭、アルスエレクトロニカ、ベルリン・ミュージックビエンナーレ、ラインガウ・ムジクフェスティバル、ルールピアノフェスティバルなどで、ソリスト、室内楽奏者として、現代作品の演奏で注目を集めてきた。 オーストリア、ドイツ、オランダ、スイス、フランス、アメリカの主要ラジオ局で頻繁に録音、演奏している。オーケストラでは、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ミュンヒナー・フィルハーモニカー、バンベルガー・シンフォニカー、ドレスナー・フィルハーモニー、ブルックナー・オーケストラ・リンツ、バーゼル交響楽団、フィルハーモニー・ブルノ、アメリカン・コンポーザーズ・オーケストラ、シアトル交響楽団などと共演している。2013年、パース国際芸術祭でフィリップ・グラスのピアノソロのため20のエチュード全曲をグラス本人参加のもと世界初演し、その後、アメリカ、メキシコ、ブラジル、アイルランド、スコットランド、アイスランド、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、スロバキア、ポーランド、ドイツ、日本と世界各地でコンサートを開催している。2014年にはOrange Mountain Musicよりグラス・エチュード全曲の2枚組CDが発売され、iTunesクラシックチャートで1位を獲得、BBC Music Magazineの「パフォーマンス」「レコーディング」部門において高い評価を得ている。2018年9月には、日本の作家であり政治活動家でもあった三島由紀夫の生と死を描いたフィリップ・グラスのサウンドトラック「MISHIMA - A Life in Four Chapters」のピアノ版(グラスの音楽監督であるマイケル・リースマンが、彼女のために特別に編曲)をリリースした。この録音は、オーストリア国営放送(ORF)の名誉ある「パスティッチョ賞」を受賞。2019年6月には、「イサン・ユン|サンライズ・フォーリング」の録音で再びPasticcio賞を受賞。2019年、フィリップ・グラスが滑川真希のために特別に作曲した初のピアノ・ソナタを2019年7月4日、ドイツのPiano-Festival Ruhrにて作曲家立ち会いのもと初演。2003年には夫である指揮者デニス・ラッセル・デイヴィスとピアノデュオを結成し、ルール・ピアノフェスティバル、ベルリンのラディアルシステム、ザルツブルク音楽祭、アルスエレクトロニカ音楽祭、リンカーンセンター音楽祭、ニューヨークのモーガン図書館と「ルーレット」、ワシントンDCのフィリップスコレクション、カリフォルニアのアザーマインドフェスティバルなど欧米の主要会場で定期公演を開催している。ナメカワ・デイヴィス・デュオのために書かれた主な作品には、フィリップ・グラスの「2台のピアノのための4楽章」、チェン・イー「中国西域組曲」、グラスの「4台のピアノのための2楽章」(カティア&マリエル・ラベックとの共演)などがある。2019年久石譲がナメカワ・デイヴィス・デュオのために作曲した2台のピアノと室内オーケストラのための作品「ヴァリエーション57」は、作曲家の指揮のもと、東京で初演された。

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