Alissa Zoubritski (アリッサ・ゾウブリツスキ)
ピアニスト
Alissa Zoubritski (アリッサ・ゾウブリツスキ)。モルドバの女性ピアニスト。1982年生まれ。
フランス国内外でソリストや室内楽奏者としてキャリアを積んでいる。パリとリヨンの音楽院(CNSM)で学び、ピアノはレーナ・シェレシェフスカヤ、ジェリー・ムーティエのほか、アン・ケフェレック、ポール・ロバーツ、アルド・チッコリーニらに師事した。ロンドンのギルドホール音楽演劇学校から優秀な成績で修士号を取得した。ラ・ロック・ダンテロン音楽祭、エクサンプロバンス音楽祭、ナント音楽祭、コルマール音楽祭、モンペリエラジオフランス音楽祭に出演。中国、ポーランド、ドイツ、モルダビア、ギリシャ、アメリカなどフランス国外でも積極的に演奏している。2011年、パリ・オペラ座の「アトリエ・リリック」の声楽コーチに任命される。これを機に、指揮者や演出家と数多くのコラボレーションを行い、リール、ナンシー、リヨンのオペラハウス、ルーブル美術館公会堂、そしてもちろんパリ・オペラ座でリサイタルを開催した。アリス・レグロ芸術監督のもと2019年12月にパリで録音された作品では、ラフマニノフ、リスト、グラナドスなどロマン派の偉大なヴィルトゥオーゾによるリートと声楽-ピアノのためのメロディーのピアノ用トランスクリプション、初演となるジャン-バティスト・ロバンによるピアノのための「チック・タック」などが収録されている他、ラフマニノフの「夢」、プーランクの「愛の詩」など、ピアニスト自身によるトランスクリプションも含まれている。アリッサは若いピアニストや歌手の育成に携わっており、リュエイユ・マルメゾンのCRR、エコール・ノルマル・アルフレッド・コルトーで教え、2019年と2020年にレナ・シェレシェフスカヤのアシスタントを務めている。
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