Cathy Krier (キャシー・クリエ)
ピアニスト
Cathy Krier (キャシー・クリエ)。ルクセンブルクの女性ピアニスト。1985年1月17日生まれ。
わずか3歳でヴァイオリンを始め、5歳でコンセルヴァトワールに入学しピアノを学び始めた。ヴィルクローズ音楽院、フィエーゾレ音楽院、Hochschule fur Musik und Tanzで学んだ。主にヨーロッパ（フランス、ドイツ、イタリア、オーストリア、スペイン、ルクセンブルク）、アメリカ、中国で演奏活動を行い、国際的なキャリアを積んでいる。ルクセンブルク欧州文化首都のオープニング・セレモニー、ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団の発足式に出演したほか、ルール・ピアノ・フェスティバル、エヒテルナハ国際音楽祭、ムゼク・アム・シルダール・フェスティバルなど、ヨーロッパやアメリカ各地の音楽祭や会場で演奏。ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、ルクセンブルク・ヨーロピアン・ソロイスツ、ラトビア・フィルハーモニー室内管弦楽団など、さまざまなオーケストラやアンサンブルと共演している。ジャック・マーティン・ヘンドラー、ギャリー・ウォーカー、ブラムウェル・トビー、ユン・K・リー、ピエール・カオなど、さまざまな指揮者のもとで演奏している。2003年、ルクセンブルク音楽協会よりノルベルト・ステルメス賞を、翌年にはIKB国際財団賞を受賞。2005年のルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団のオープニングでは、ピアニストのシプリアン・カツァリスとともに4手連弾を披露した。2007年には、「欧州文化首都ルクセンブルクとその周辺地域」のオープニングにも携わった。2014年5月、クリエがヨーロッパ・コンサートホール機構の「ライジング・スター」の一人にな選出された。2018年からはルクセンブルク市立音楽院でピアノの教授職を務め、家族とともに暮らしている。2008年にスカルラッティ、ハイドン、ショパン、デュティユー、ミュレンバッハの作品を収録した初のソロ録音をリリース。2013年6月、チェコの作曲家レオシュ・ヤナーチェクのピアノ作品を収録したセカンド・アルバム『ザ・ピアノ』をリリース。2021年にリゲティのピアノ曲集を習得したアルバムをリリース。
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