Davide Cabassi (ダヴィデ・カバッシ)
ピアニスト
Davide Cabassi (ダヴィデ・カバッシ)。イタリアの男性ピアニスト。1976年7月25日生まれ。
幼い頃からピアノの勉強を始め、ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院でエッダ・ポンティのクラスで学び、1995年に卒業。1990年にウラジミール・デルマンの指揮のRAI交響楽団とショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第2番を演奏してオーケストラデビュー。コモ湖のカデナッビア国際ピアノ財団で、ロザリン・テュレック、ウィリアム・グラント・ナボレ、レオン・フライシャー、カール・ウルリッヒ・シュナベル、ドミトリー・バシキーロフ、アレクシス・ワイセンベルクに師事した。1999年にサンレモで開催されたフランコ・アルファノ賞で第1位、2000年にヴェルチェッリで開催された第51回ヴィオッティ国際コンクールで第2位(1位なし)、ヨーロッパ・ピアノコンクール「ルチアーノ」で第2位、2002年にカントゥで開催された国際ピアノ協奏曲コンクールのクラシックコンサート部門で第3位を受賞。2005年のヴァンクライバーン国際ピアノコンクールでファイナリストまで進出。録音も数多く行っており、2012年には、モーツァルトのソナタと変奏曲が収録されたアルバムでDECCAレーベルからデビュー。2015年にベートーヴェンのピアノソナタを収録したアルバムをリリースしている。イタリア国内を始め、ニューヨークのカーネギーホール、パリのルーブルとサルガヴォー、北京の国立舞台芸術センター、ミュンヘン楽友協会、ザルツブルク、ミュンヘンのガステイグ、など、アメリカ、ヨーロッパ、イスラエル、中国、日本、アルゼンチン、ロシアの主要なコンサートホールで演奏を行っている。ソリストとして、ジェームズ・コンロン、グスタフ・クーン、アッシャー・フィッシュ、ウラディーミル・デルマン、ティト・チェッケリーニ、アントネッロ・マナコルダ、デヴィッド・コールマン、マルコ・アンギウス、ダニエレ・ガッティ、キンボ・イシイ、カルロ・ゴールドスタイン、フィリップ・フォン・シュタイネッカー、ヘルムート・リリング、フェデリコ・マリア・サルデッリなどの指揮者と共演。室内楽では、妻のタチアナ・ラリオーノワとピアノのデュオで演奏している。ボルツァーノのモンテヴェルディ音楽院でピアノを教えた後、2015年10月からピアチェンツァ音楽院で教鞭をとっている。
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