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Roberto Cominati (ロベルト・コミナーティ)

ピアニスト

Roberto Cominati (ロベルト・コミナーティ)。イタリアの男性ピアニスト。1969年11月17日生まれ。

5歳からピアノを習い始め、1976年には早くもイタリアの重要なピアノコンクールに参加し、最優秀の成績を収めた。8歳のとき、ナポリのサン・ピエトロ・ア・マジェッラ音楽院に入学した。1982年、レナート・カステラーニによるテレビドラマ『ヴェルディ』で、幼少期のジュゼッペ・ヴェルディ役に抜擢された。1984年からビエラのロレンツォ・ペローシ・アカデミーでアルド・チッコリーニに、1989年からイモラのインコントリコル・マエストロ・ピアノ・アカデミーでフランコ・スカラに師事。航空機の操縦免許を持ち、数年間は航空会社のパイロットとして働いていた。1991年にナポリのアルフレード・カゼッラ国際コンクールで優勝、1993年にはボルツァーノのフェルッチョ・ブゾーニ国際ピアノコンクールで第1位を獲得し、国際的に注目されるようになった。1999年、ブリュッセルのエリザベート王妃国際コンクールで、RTFBとTV5フランスからジャック・ステーマン賞を受賞した。ミラノ・スカラ座、フィレンツェ音楽院、国立サンタ・チェチーリア音楽院、ヴェネツィア・フェニーチェ大劇場、ナポリ・サンカルロ劇場、ボローニャ・コムナーレ劇場、ライ国立シンフォニカ交響楽団（コロン劇場でのエリアフ・インバル指揮南米ツアーに参加）などイタリアの主要コンサート協会や機関に招かれており、その演奏は世界的に高い評価を受けている。ロサリオ（アルゼンチン）、サンティアゴ・デ・チリ、モンテビデオ、サンパウロ）、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団、シエナ音楽院、スポレート国際音楽祭に出演。パリのシャトレ劇場、ケネディセンター、ザルツブルク音楽祭、ベルリン、イギリス、ベルギー、オランダ、フィンランド、オーストラリア、日本など世界各地で演奏している。サイモン・ラトル、ダニエレ・ガッティ、アンドレイ・ボレイコ、レオン・フライシャー、ダニエル・ハーディング、デヴィッド・ロバートソン、ミハイル・プレトニョフ、アレクサンドル・ラザレフ、ユーリ・アホノビッチ、ミケーレ・マリオッティ、アンドレア・バティストーニ、ユライ・ヴァルチューハ、サッシャ・ゲッツェル、エリアフ・インバルなどの著名指揮者と共演。2011年にはモーリス・ラヴェルのピアノ作品全集を録音した。

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