Olga Kotlyarova (オリガ・コトリャローワ)
Olga Kotlyarova (オリガ・コトリャローワ)。ロシアの女性ピアニスト。
モスクワ生まれ。4歳からピアノを始め、リムスキー=コルサコフ記念サンクトペテルブルク国立音楽院でエカテリーナ・ムリーナにピアノを師事して卒業し、同音楽院でタチアナ・チャウソワ、イヴァン・ロザノフに師事してオルガンとチェンバロを学び始めた。セレブリャコフ全ロシア・ピアノコンクール(ヴォルゴグラード、1996年、第1位)、ベートーヴェン室内楽アンサンブル・コンクール(サンクトペテルブルク、2001年、第2位)、ミカエル・タリヴェルディエフ国際オルガンコンクール(カリーニングラード、2003年、祖国の希望特別賞)、エマニュエル・デュルレ国際ピアノコンクール(アントワープ、2005年、第1位)、オーストリア・バロック・アカデミー・コンクール(グムンデン、2005年、第2位)で入賞。ピアニストとしてドミトリー・ノヴゴロツキー、ヴウォジミエシュ・オビドヴィチ、シュテファン・ボイステンに、オルガン奏者としてピーテル・ファン・ダイク、ヤン・ラース、ジャック・ファン・オールトメルセン、レオ・ファン・ドゥーゼラー、ヨン・ラウクヴィク、マルティン・ハーゼルベック、マルティン・ザンダー、アレクサンダー・フィセイスキーに、チェンバロ奏者としてジャック・オッグ、ヨリー・ヴィニクールの各氏に師事。サンクトペテルブルク・コンサートの首席ソリストを務める。マリインスキー劇場に定期的に出演。セルゲイ・スクリプカ、セルゲイ・シュタードラー、エドゥアルド・セロフ、アルカディ・シュタインルヒト、アレクサンダー・アニシモフ、エルトゥーグ・コルクマズ、ファビオ・マスタンジェロ、イリヤ・ヨフ、ナザール・コジュハル、ニコライ・コルネフといった指揮者と共演。アムステルダムのコンセルトヘボウ、アントワープのDE SINGEL、ブリュッセル王立図書館コンサートホール、リガ大聖堂、モスクワのチャイコフスキー・コンサートホール、サンクトペテルブルク国立カペラ、サンクトペテルブルク・フィルハーモニア、スモーリヌイ大聖堂などで演奏。15世紀から21世紀までの様々な様式や芸術運動の作品を網羅する幅広いレパートリーを持つ。2008年にラヴェルの『夜のガスパール』、エマニュエル・デュルレの『菊/高地/嘲りの笑みをたたえた偶像』、ラフマニノフ『10の前奏曲 Op.23』を収録したアルバムをリリース。
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