Bruno Vlahek (ブルーノ・ヴラヘク)
ピアニスト
Bruno Vlahek (ブルーノ・ヴラヘク)。クロアチアの男性ピアニスト。1986年2月11日生まれ。
ザグレブ生まれ。9歳の時に地元で音楽教育を受ける。ローザンヌ音楽院でジャン=フランソワ・アントニオーリのもとでソリスト・ディプロマを取得し、ケルン音楽大学ではヴァシリー・ロバノフ（ピアノ）、ティルマン・クラウス、ヨハネス・フリッチ（作曲・即興）をのもとで修士号を取得した。2010年から2013年までマドリードのレイナソフィア音楽院でドミトリー・バシュキロフに師事。定期的にリサイタルを開き、ソリストとしてヨーロッパ各地、アジア、アフリカ、南米、ロシア、イスラエルでオーケストラと共演している。バルセロナのカタルーニャ音楽堂、ブダペストのリスト音楽院、ドバイ・オペラ、セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ、マドリードの国立音楽院、ミュンヘンのガスタイク、ザルツブルクのモーツァルテウム、テルアビブ美術館、上海コンサートホール、ソウル芸術センターなどの会場で、またボルザノ、ドブロヴニク、ウィーン、モスクワ、パルマ・デ・マヨルカ、ダル・エス・サラーム、ベルビエなどの音楽祭で、定期的にリサイタルやオーケストラとの共演を行っている。ローザンヌ室内管弦楽団とサン＝サーンスのピアノ協奏曲第2番を録音している。また、妻のドゥブラヴカ・ヴカロヴィッチ（Dubravka Vukalovic Vlahek）とD&B Duoとして定期的に演奏している。2008年リリダ国際ピアノコンクール、2010年パリ国際ピアノコンクールで優勝、第6回中国上海国際ピアノコンクールおよびリヨン国際ピアノコンクール（フランス）で受賞。 クロアチアのザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団から「ヤング・ミュージシャン・オブ・ザ・イヤー2010」の称号を受け、スイスのパデレフスキー賞、マドリードのヤマハ財団賞、イスラエルのプニナ・サルツマン記念賞、アーティスト・オングローブ賞2014などの賞を受賞。その功績により、スペインのソフィア女王から名誉ディプロマを授与された。作曲家として60以上の様々なジャンルのオーケストラ、室内楽、ソロ、合唱作品を作曲し、ニューヨーク、シカゴ、ロンドン、ベルリン、アムステルダム、ケンブリッジ、リスボン、プラハ、ウィーン、ザルツブルク、モスクワ、セント・マーチンなどの5大陸の都市で演奏されている。2012年、スペインで開催された第33回オルガン作品国際コンクール「クリストバル・ハルフテル」で第1位を獲得した。2018年にクラシック音楽の最優秀作曲に与えられるPorin（音楽賞）、クロアチアの2019年の最優秀作曲に与えられるStjepan Sulek賞を受賞。
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