Irene Veneziano (イリーナ・ヴェネジアノ)
Irene Veneziano (イリーナ・ヴェネジアノ)。イタリアの女性ピアニスト。1985年生まれ。
2010年の第16回ショパン国際ピアノコンクール出場しセミファイナルまで進出。2011年1月に、ミラノのスカラ座でデビューし、一般の人々や批評家から大きな成功を収めた。2010年にはワルシャワで開催された第16回「ショパン国際ピアノコンクール」でセミファイナリスト、2015年にはフランクフルトで開催された「ドイツ国際ピアノ賞」でファイナリストに選ばれている。また、ジュネーヴの「Prix Jean Clostre」、ニューヨークの「B&B」で第2位、「Premio Venezia」コンクールで「Premio "Casella"」、2012年パリの「Tim Competition」で第1位とグランプリなど、30以上の国内外のピアノコンクールで受賞している。2005年、ガッララーテにあるIstituto Musicale Pareggiato G. Pucciniを最高得点と特別賞で卒業。2008年には、ミラノのG.ヴェルディ音楽院でピアノのアカデミックディプロマを最優秀の成績とスペシャルメンションで取得した。同年、ローマのS.チェチーリア・アカデミーでS.ペルティカロリによるピアノ・スペシャリスト・ディプロマを最優秀の成績で取得した。また、イモラの国際ピアノアカデミーでは、室内楽のディプロマを特別に取得している。2009年にはミラノのヴェルディ音楽院で "Didattica della musica "のディプロマを取得している。著名なフルート奏者であるアンドレア・グリミネリとデュオを組み、フルート奏者のウィリアム・ベネット、ダヴィデ・フォルミサーノ、アンドレア・オリーバ(ローマ・聖チェチーリア管弦楽団第1フルート)、ミケーレ・グリミネリなどの著名な音楽家と共演している。2015年にピアノソロCD「Irene Veneziano live in Torino」と、イタリアの作曲家オットリーノ・レスピーギに捧げるヴァイオリンとのデュオCDを、2016年にピアノソロCD「Jeux d'eau」をリリース。他にも作曲家フランコ・サラリスの作品を収録したCD、作曲家アレッサンドロ・テトラゴニの作品を収録したCDをリリースしている。北京では「北京ブラボーチェ音楽クラブ」の名誉会員に、ペルーでは「Visitante distinguida」の名誉称号を授与された。
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