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Krzysztof Jablonski (クリストフ・ヤブウォンスキー)

ピアニスト

Krzysztof Jablonski (クリストフ・ヤブウォンスキー)。ポーランドの男性ピアニスト。1965年3月2日生まれ。

ヤニナ・ビュトール、アンドレイ・ジャシンスキ教授に師事。マスタークラスでは、R.ケラーとN.マガロフに師事。1987年にカトヴィツェ音楽院を優秀な成績で卒業し、1996年には博士号を取得した。1985年にワルシャワで開催されたF.ショパン国際ピアノコンクールで入賞、ミラノ、パームビーチ、モンツァ、ダブリン、ニューヨーク、カルガリーの国際ピアノコンクールで数々の上位入賞を果たし、テルアビブで開催されたA.ルービンシュタイン国際ピアノマスターコンクールでは金賞を受賞している。30年以上にわたり、ソロ、室内楽、オーケストラとの共演を、ヨーロッパ、アメリカ、アジア、イスラエルの一流コンサートホールで行っている。多くのオーケストラに招かれ、V.ゲルギエフ、A.ボレイコ、K.ペンデレツキ、J.セムコウ、J.カスプシク、J.マクシミウク、G.ノヴァク、F.ブリューゲン、W.ボテ、Y.テヅカ、T.シモノ、A.ヴィット、J.クレンツなどの指揮で演奏した。また、18世紀オーケストラ、ベルナー交響楽団、SWRシュトゥットガルト放送交響楽団、デュッセルドルフ交響楽団、ハンブルガー交響楽団、イエナフィルハーモニー管弦楽団、グランド・ティトン音楽祭フェスティバル・オーケストラ、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、ラハティ交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、九州交響楽団、霧島祝祭管弦楽団、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、カトヴィツェ国立ポーランド放送交響楽団などの著名なオーケストラと共演している。室内楽のリサイタルでは、堤剛、アルト・ノラス、コンスタンティ・アンドレイ・クルカ、テン・リーらと共演している。1962年にウワディスワフ・シュピルマンによって結成された「ワルシャワ・ピアノ・クインテット」のメンバーでもある。人気の高い作品のほかに、F.リエス、H.リトルフ、E.ドナーニの協奏曲など、あまり知られていない曲も演奏している。2013年2月には、ヘルシンキで開催されたファンドレイジングイベント「Clean Baltic Sea Concert」において、ワレリー・ゲルギエフ率いるヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団とチャイコフスキーのピアノ協奏曲を共演した。公演はインターネットでライブストリーミングされ、フィンランドのラジオ・テレビでも録音された。2012年に霧島祝祭管弦楽団と共演したのに続き、2013年には来日し、東京都交響楽団とベートーヴェンの協奏曲を演奏した。2014年には再び霧島音楽祭に出演し、2015年には芸術生活30周年を記念して、読売日本交響楽団とショパンの協奏曲第1番を演奏した。2015年にはワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団とヤチェク・カスプシク指揮でショパンのピアノ協奏曲を再演している。2016年2月には、パトリック・フルニリエ指揮のワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団とサン＝サーンスのピアノ協奏曲第2番ト短調を演奏した。各国のラジオやテレビのためのライブ録音のほか、ドイツ、日本、ポーランドで多数のCDをリリースしている。最近では、フレデリック・ショパン国立研究所に招かれ、ショパンの全作品をモダンピアノとヒストリカルピアノの両方で録音した。2004年から2017年までワルシャワのフレデリック・ショパン音楽大学の教授を務めた。現在、カルガリーのマウント・ロイヤル大学-音楽院とカルガリー大学でピアノの教授を務め、モーニングサイド・ミュージック・ブリッジ・プログラムの教員も務めている。2016年から2017年にかけて、レスブリッジ大学の美術学部の教授も務めた。マスタークラスや講義を行い、ワルシャワ、トロント/ミシシッソーガ（審査委員長）、マイアミ、東京、中国の佛山で開催されるショパン・ピアノ・コンクールを含む国際的なピアノ・コンクールの審査員も務めている。

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