Paul Badura-Skoda (パウル・バドゥラ=スコダ)
Paul Badura-Skoda (パウル・バドゥラ=スコダ)。オーストリアの男性ピアニスト。1927年10月26日生まれ。2019年9月25日没。
同時代に活躍したピアニスト、フリードリヒ・グルダ、イェルク・デームスと並んで「ウィーン・トロイカ」「ウィーン三羽烏」などと称された。1947年にオーストリア音楽コンクールで優勝して注目されるようになった。1949年にヴィルヘルム・フルトヴェングラー、ヘルベルト・フォン・カラヤンなど著名な指揮者と共演。エドウィン・フィッシャーの弟子。モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ショパン、ラヴェルの作品の録音を数多く行った。録音の中には、シューベルトのピアノソナタ全曲録音もある。特に1820年代、2920年代、2000年代の異なる時代のピアノでシューベルトのピアノソナタを何度も録音している。モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトのピアノソナタ全曲録音をすべて行った唯一のピアニストでもある。イェルク・デームスとは数多く共演した。1974年には南アフリカの主要都市を回るコンサートツアーを行った。妻のエヴァ・バドゥラ=スコダとともにモーツァルトのピアノ協奏曲の楽譜の編纂にも深く携わった。
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