Peter Vinograde (ピーター・ヴィノグラード)
ピアニスト
Peter Vinograde (ピーター・ヴィノグラード)。アメリカの男性ピアニスト。1949年生まれ。
マンハッタン音楽院（DMA 1988）の学生として全額奨学金を受け、ゼノン・フィッシュバインに師事し、協奏曲コンクールとハロルド・バウアー賞を受賞した。J.S.バッハと現代作曲家の優れた解釈者として高い評価を受けている。アメリカ、カナダ、アジアを定期的にツアーしており。室内楽奏者として、バード音楽祭、バーゲム音楽祭、カラムーア音楽祭、ウォルフトラップ音楽祭に出演している。ヴァイオリニストの五嶋みどりとシンガポール・デビューを含むアジアツアーを行い、ケープコッド音楽祭やモーストリー・モーツァルト音楽祭でも共演した。世界初演は、ニコラス・パーマーとオーエンズボロ交響楽団とのニコラ・フラジェロの協奏曲第3番（1962年）、ユタ州でのハル・キャンベルのピアノ協奏曲（1997年）などがある。1971年のJ.S.バッハ国際コンクール第1位を皮切りに、カーネギーリサイタルホールでのニューヨークデビュー、アリス・タリーホールでのN.E.A.主催のリンカーンセンターリサイタルなど、ヴィノグラード博士の数々の栄誉に輝いている。NPRのPerformance TodayやCBC-TVのThe Journalで紹介されたこともある。CDはAlbany、CBC、Linfair（Decca）、Phoenixからリリースされている。1982年よりマンハッタン音楽院プレカレッジの教授に就任し、1985年からマンハッタン音楽院の教授も務めている。また、リーマン・カレッジ（CUNY）でも教鞭をとっている。
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