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Romain Descharmes (ロマン・デシャルム)

ピアニスト

Romain Descharmes (ロマン・デシャルム)。フランスの男性ピアニスト。1980年生まれ。

フランスのナンシー出身。ナンシー地方音楽院でピアノを学び、14歳でユーグ・ルクレールのクラスで金賞を受賞。1998年、パリに移り、パリ国立地方音楽院（CNR）とパリ国立高等音楽院（CNSMDP）で学ぶ。 CNSMDPで4つの1等賞（ピアノ、室内楽、ピアノ伴奏、声楽伴奏）を受賞。ジャック・ルヴィエ、クリスチャン・イヴァルディ、ブルーノ・リグット、ジャン・ケルナー、アン・グラポットに師事する。文化芸術振興のためのマイヤー財団から奨学金、ピエール・ブーレーズの助言を受け、20世紀初頭の作曲家の作品の録音を行った。また、ドミトリー・バシキーロフ、イディル・ビレ、ジョン・オコナー、オクサーナ・ヤブロンスカヤのマスタークラスを受講している。同時に、パリ国立高等音楽院で室内楽、特に歌手の指導に当たっった。2006年ダブリン国際ピアノコンクールで第1位を受賞し、ニューヨークのカーネギーホール、ロンドンのウィグモアホール、ダブリンの国立コンサートホール、横浜みなとホール、東京の津田ホール、白寿ホール、パリのサルコルト、プレイエルなどでリサイタルを行っている。その他、国際コンクール（Vlado Perlemuter、上海、浜松、Alessandro Casagrande）で入賞。2004年、シャルル・クロス・アカデミーの会員となる。アメリカ、イギリス、アイルランド、フランス、日本、中国のオーケストラとコンサートを行っており、特にミッドランド交響楽団、アイルランド国立交響楽団、フランス国立管弦楽団、パリ音楽院新楽器アンサンブル、パリ管弦楽団、ラツィオ管弦楽団、上海フィルハーモニックオーケストラと共演している。フランス国内（ラ・ロック・ダンテロン音楽祭、Piano aux Jacobins、Rencontres Internationales Frederic Chopin、Serres d'Auteuil, Nancyphonies, Ars Terra, Aix-en-Provence, Saint Jean-de-Luz, Estivales de Musique au Coeur du Medoc, Agora Festival）や海外（インドのArtiesフェスティバル、ベイルート、ライプツィヒ、ナポリ、リスボンオペラ、メキシコのセルバンティノ音楽祭）にも出演。ソナタから大編成のアンサンブルまで幅広いレパートリーを持ち、特にリートを好んで演奏している。これまでにローラン・ドーガレイユ、アンリ・ドゥマルケット、ローラン・コルシア、サラ・ネムタヌ、コート・サーキット・アンサンブル、エベネ・フィルハーモニカー・クインテットなどと共演している。ピアノ（ラヴェル：Audite、ブラームス：Claudio Records）、室内楽（Naive、Cristal、Saphir）のCDを複数枚レコーディングしている。2012年には、パリ管弦楽団とアラン・アルティノグルの指揮でカミーユ・サン＝サーンスのピアノ協奏曲第2番を演奏。2010年からはステファン・ロジェロ(Stephane Logerot)、ジーン=マーク・フィリップ=ヴァージャベディアン(Jean-Marc Phillips Varjabedian)、フランソワ・デスフォージェス(Francois Desforges)、ジャン・リュク・マンカ(Jean-Luc Manca)らで構成されるQuai n°5、のメンバーとしてピアノを演奏している。2013年3月に、インド・ムンバイの国立舞台芸術センター（NCPA）の実験劇場に招聘された。

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