Sergei Edelmann (セルゲイ・エデルマン)
ピアニスト
Sergei Edelmann (セルゲイ・エデルマン)。ウクライナの男性ピアニスト。1960年生まれ。
1983年のエリザベート王妃国際コンクールで第6位入賞。ウクライナのリヴォフ生まれ。父親のアレクサンダー・エーデルマンは、フェリックス・ブルーメンフェルトとハインリッヒ・ノイハウスの弟子であり、5歳のときからセルゲイにピアノを教えていた。10歳でベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を演奏してオーケストラデビュー。その後、旧ソ連各地でリサイタルやオーケストラとの共演を重ねた。1979年に渡米し、高い評価を受けた。アメリカでのソロリサイタルは、シカゴのオーケストラホール、ニューヨークのメトロポリタン美術館、パサデナのアンバサダー・オーディトリアムなど、ヨーロッパでは、パリ、アムステルダム、ブリュッセル、マドリッド、ミュンヘン、デトモルト、フランクフルト、ミラノ、トリノ、フェラーラ、シエナ、フィレンツェで演奏し、アジアでは東京、台北、ソウルで定期的に演奏していた。クリーブランド管弦楽団、アメリカ交響楽団、ロンドン交響楽団、パリ管弦楽団、ワシントン・ナショナル交響楽団、エルサレム交響楽団、ブエノスアイレス国立管弦楽団（テアトロ・コロン）、ウラディーミル・ユロフスキー指揮ミラノ・ヴェルディ管弦楽団、ワレリー・ゲルギエフ指揮ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、ユーリ・バシュメット指揮モスクワ・ソロイスツのイタリア・ツアーに出演している。また、イタリアのエルバ国際音楽祭にも定期的に参加しており、夏期にはヴァイオリニストのユーリー・バシュメット、ヴァイオリニストのヴィクトル・トレチャコフ、チェリストのマリオ・ブルネロと共演している。その他、指揮者のフランツ・パウル・デッカー、クラウス・ペーター・フロール、ローレンス・フォスター、ハンス・グラーフ、グンター・ハービグ、レイモンド・レパード、エドゥアルド・マタ、ジェラール・シュワルツ、ペーター・チャバ、セミョン・ビチュコフなど、一流のアーティストたちと共演している。1996年から2001年までニューヨーク大学ピアノ科教授、2002年から2009年まで武蔵野音楽大学ピアノ科客員教授を務めた。
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